市場概観 - ページ 26


米ドルは対主要通貨で下落。ドル指数は80.43ドルの支持ラインを下回り80.35ドルをつけた。


US Dollar Index


4日発表した11月のADP全米雇用報告によると、民間雇用者数は前月比21万5000人増加した。昨年11月(27万6000人)以来の高水準。10月の改定値(18万4000人)から拡大し、エコノミストの予想(16万~17万人程度)も上回った。米商務省が発表した10月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字は前月比5.4%縮小し、406億ドルとなった。その後、ISM非製造業PMIは予想を下回ったが、焦点は市場予測の平均(43万2000件)を上回った10月の新築一戸建て住宅販売件数にシフトした。...
朝方、弱気なGDP成長率の内容は豪ドル相場を引き下げた。第3四半期GDP成長率が0.6%と、予想(0.8%成長)を下回ったことが響いた。豪ドルはこの日1%急落し、9月上旬以来の安値となる1豪ドル=0.9045米ドルを付けた。直近では0.8%安の0.9062米ドル。



回復しているPMI指数のため金融政策の懸念が高まり、米株市場が引き下がった。

NYダウ指数:0.59%安、16,000ドルのキーラインを破壊し15,914ドル付近。

日経平均指数:2.17%安

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午前中下がりつつあった豪ドルは10月の小売統計の強い内容(前月比0.5%増、予想より0.4%増)で反発する可能性が高い。最近発表された統計を見ると、第3四半期経常収支は赤字拡大を出した。さらに中銀はオフィシャルキャッシュレートを2.50%に据え置くことを決定したが、豪ドルは依然「不快なほど高い」と指摘した。当社の予想は、豪ドルが引き続き下降トレンドで推移し、3年間ぶり0.8846ドルの下値支持線を破壊するとのこと。


AUDUSD
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先週、イングランド銀行による住宅市場のバブルを回避するために抑制政策をとるとの発言を受けた英ポンドは対米ドルで上昇した。金曜日のGBPUSD相場は27ヶ月ぶり1.6436ドルの高値を更新したが、月曜日の朝方に少々下落。予想を上回った製造業PMIの発表後、ポンド相場はまた上がった。本日中の相場は上昇トレンドで推移すると予想。


回復した中国の製造業PMI及び予想を上回ったHSBC製造業PMIのものの、日本円は弱気。USDJPY相場は半年ぶり102.73円の高値を更新し、10.62円の抵抗線に近づいている。...
円が一時対ドルで半年ぶり、対ユーロで約5年ぶりの安値を更新。前日までの流れを引き継ぎ、売りが先行した。午後には日本株の下落を背景に下げ渋る展開となった。


ドル・円相場は1ドル=102円台前半でこの日の東京市場を迎えると、午前11時前に一時102円61銭と5月23日以来の水準まで円売りが進行。午後に入り日本株が下げ幅を拡大すると、じりじりと値を切り下げ、一時102円18銭まで円が買い戻された。午後3時半現在は102円32銭前後となっている。...
予想を上回った英国の第3四半期GDP成長率は英ポンドの相場の上昇に追い風になった。GBPUSD相場は1.6256ドルの上値抵抗線を突発し1.6327ドルをつけた。同時に、独・メルケル首相は27日、中道左派の社会民主党(SPD)との連立で合意したことで、ユーロ・ドル相場も上昇し、1.3613ドルをつけた。


ユーロは対ポンドで0.8390ポンドから0.8315ポンドの主要支持線まで戻った。イングランド銀行の総裁の金融安定性に関する声明を控え、本日は、ポンドを含めている通貨ペアの相場が逆転しやすく、その取引に注意が必要。テクニカル面からは、EURGBP相場は下降トレンドが強く、本日もトレンドの継続を見込む。...
豪ドルと日本円の軟調な展開の中、為替市場が安定している。米国11月消費者信頼感指数は70.4と、市場予想の72.6を下回り4月以来の低水準となった。それを受け、ドルは主要通貨対で売りを集めた。


米株市場は引き続き上昇。NYダウ:0.26%高

ハンセン指数:0.48%高

上海総合指数:0.82%高

日経225:0.42%高


先月の米国政府閉鎖に伴った米国消費者信頼感指数の悪化で米ドル指数は80.87ドルから80.51ドルまで下がった。これで米国債券利回り低下への懸念が強まり、ドル指数を81.45/80.44ドルのボックス圏の下限に押しつつある。本日は、ドル指数が80.44ドルの水準を下回らなければ対ドルの通貨ペアの取引を遠慮した方がいいと思われる。...

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ副総裁は26日、上昇の続くオーストラリアドル相場について、準備銀行としては介入の可能性を肯定も否定もしないが、介入する場合の水準は「かなり高い」と指摘し、国際競争で苦戦する輸出企業を支援するため同行が近く為替介入に踏み切るとの観測を一蹴した。ロウ総裁は当地での講演後の質疑応答でこのような見解を示した。オーストラリアドルはこの発言を手掛かりに、0.9160米ドル近辺から0.9201米ドルまで上昇した。

イランの核開発を制限する合意を受けて強まったリスク選好は市場のドライバーになった。この状況の中、円売りが強く、ドル円相場は6ヶ月ぶり101.90円の高値をつけた。相場の上昇トレンドが継続しているが過剰売りの示唆が出ているので相場が引き続き高値を更新したらトレンドの逆転に注意すべき。

21日発表した11月16日までの週の米・新規失業保険申請件数は、季節調整済みで32万3000件と、前週から2万1000件減少した。予想の33万5000件も下回ったことで、株式市場が上昇した。NYダウ指数は、16,000ドルの水準を突発し、16,009.99ドルでクローズ。S&P 500指数は0.80%高、1,795.85ドルをつけた。

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