市場概観 - ページ 30


円は全面安。オバマ米大統領は連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長にイエレン現副議長を指名するとホワイトハウスの当局者が明らかにした。ホワイトハウス当局者が8日に電子メールで送付した声明によれば、指名発表は9日午後3時(日本時間10日午前4時)にホワイトハウスで行われる。バーナンキ議長も同席する。対抗馬だったサマーズ元財務長官が上院銀行委員会の民主党メンバーの反対が強まる中で指名を辞退した後、オバマ大統領はイエレン氏を次期FRB議長に選んだ。...
米財政問題への懸念を背景としたリスク回避の動きから、早朝に対ドルで約2カ月ぶりの高値を更新した後、日本株 が午後の取引で反発に転じたのを受けて円買い圧力が後退した。S&P500は0.85%安で、Dow Jones Industrial Averageは0.90%だった。


NIKKEI225は0.30%高で、Hang Sengは0.93%高だった。財務省が8日発表した8月の国際収支(速報)によると、海外とのモノやサービスの取引を示す経常収支は1615億円の黒字と前月(5773億円)から縮小した。ドル・円相場は午後に1ドル=97円台を回復し、一時97円19銭まで円売りが進行。早朝には円が全面高となった前日の流れを引き継ぎ、一時96円56銭と8月12日以来の水準まで円高が進んだが、円買い一巡後は円が伸び悩む展開となった。午後3時50分現在は97円15銭前後で推移している。...
米国で政府機関の一部閉鎖や債務上限問題をめぐる不透明感を背景に量的緩和縮小時期の後ずれが意識されており、これまでのポジション(持ち高)の巻き戻しの動きとの見方が出ている。米史上初となるデフォルト(債務不履行)を回避する期限が迫るなか、世界の大手債券投資家は米国債のリスクが高まっているのではなく、むしろ安全度が増しているとみている。


ベイナー米下院議長は6日、下院は他の条項を含まない連邦債務の上限引き上げ法案を可決することはできないと言明した。...
景気刺激策の縮小開始時期を検討する米金融当局者は、政府機関の一部閉鎖による経済データ不足に見舞われ、景気判断が難しくなっている。


米供給管理協会(ISM)が3日発表した9月の非製造業景況指数は54.4と前月の58.6から低下し、景気後退期にあった2008年11月以来で最大の落ち込みを記録した。同指数で50は活動の拡大と縮小の境目を示す。


日本銀行は4日開いた金融政策決定会合で、政策方針の現状維持を全員一致で決定した。景気が緩やかに回復していることに加え、物価も上昇基調にあることから、日銀は当面、4月に打ち出した量的・質的金融緩和を着実に進め、その効果を見極める構えだ。会合では「マネタリーベースが年間約60兆-70兆円に相当するペースで増加するよう金融市場調節を行う」方針を据え置いた。ドル・円相場は午前の取引前半に付けた97円40銭をドルの高値に徐々に水準を切り下げた。日本銀行の金融政策決定会合の結果発後からは97円20銭台を挟んで上下をしながら、ドル売りがやや優勢となり、終盤にかけて96円96銭を付けた。...
オバマ大統領が政府機関閉鎖をめぐるホワイトハウスでの議会指導部との会合で交渉を拒否したことを明らかにした。財政協議の行き詰まり打開で進展の兆しは依然見られない。この日の会合は、米政府機関の一部閉鎖後に行われる初のハイレベル財政協議となった。共和党側は、暫定予算や債務上限引き上げ問題に政治的な条件を付けるべきでないと主張するオバマ大統領を交渉のテーブルに着かせ、妥協を引き出そうとしている。


また、米ADPリサーチ・インスティテュートが発表した9月の民間雇用者数は、予想を下回る伸びにとどまった。米ドル指数は80.00まで急落して、78.95までの反落が可能となる。...
米政府機関の一部閉鎖が早急に解かれる兆しは見えず、S&P 500 は0.80%高の1,695だった。 Dow Jones Industrial Average Indexは0.41%高の15,191.70だった。NASDAQは1.23%高。米ドル指数は昨日のサポートライン79.84から反発して80.25を付けた。


米議会は暫定予算案をめぐるこう着状態を打開できず、米政府機関の一部が1日閉鎖された。政府機関の閉鎖は17年ぶり。米議会は、デフォルト(債務不履行)に陥るのを回避するため、債務上限を引き上げる必要があり、市場の警戒感が完全に解れる状態には至っていない。...
米政府機関の一部が1日閉鎖された。政府機関閉鎖は17年ぶり。最大80万人の連邦職員が自宅待機となり、国立公園など一部の政府サービスが停止する。米議会は暫定予算案をめぐるこう着状態を打開できなかった。米経済の成長は0.9-1.4%まで押し下げられると試算している。


民主、共和両党間で直ちに協議を再開する予定はなく、一部議員の間では、米国初のデフォルト(債務不履行)の回避に必要な債務上限引き上げをめぐる争いに油を注ぎかねないとの懸念が高まっている。米ドル指数は80.00をつけ、7ヶ月間の安値79.66までの急落が可能。...
イタリアではベルルスコーニ元首相を支持する閣僚が辞任し、レッタ首相率いる連立政権が崩壊の瀬戸際に立たされている。レッタ首相は10月2日の信任投票実施を要請すると表明。脱税で有罪が確定したベルルスコーニ元首相が解散総選挙を求める考えを示したことに対抗するもので、ユーロ圏第3の経済規模を持つイタリアの政局は一段と混迷が深まった。


ユーロ・ドル相場は前週末に一時、1ユーロ=1.3569ドルと約1週間ぶりのユーロ高・ドル安水準を付けたが、その後1.35ドル台前半へ反落。週明け早朝の取引ではユーロ・円につられる形で一時1.3479ドルまでユーロ安が進み、その後は1.34ドル台後半を中心に推移した。...
8月の全国の消費者物価指数(生鮮食品を除いたコアCPI)の前年比は3カ月連続で上昇した。プラス幅は前月から拡大。事前予想も上回った。前月に続きエネルギー関連価格の上昇が全体を押し上げた。先行きは上昇ペースが一服するとの見方も出ている。総務省が27日発表した8月の全国コアCPIは前年同月比0.8%上昇した。先行指標とされる東京都区部の9月は同0.2%上昇した。都区部のプラスは5カ月連続。ブルームバーグ・ニュースがまとめた予想中央値は全国が0.7%上昇、都区部は0.3%上昇だった。ドル・円相場は1ドル=99円ちょうど前後で東京市場を迎えた後、円が徐々に水準を切り上げる展開となり、午後には一時98円56銭を付けた。...
ムーディーズは米国の格付けを「Aaa」、格付け見通しを「ステーブル(安定的)」としており、24日には債務上限の引き上げでデフォルト(債務不履行)が回避され、政府機関の閉鎖は避けられると予想した。ドル指数は0.18%上昇して、80.40をつけた。この日の米国時間には、米国の4-6月期国内総生産(GDP)確定値が発表される。アイエフシーがまとめたエコノミストの予想中央値は前期比年率2.7%増と、改定値の2.5%増から上方修正が見込まれている。...