市場概観 - ページ 42


ユーロが下落。イタリア政局やキプロス情勢に対する懸念がくすぶっているほか、週内に欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて、域内景気の弱さや将来的な金融緩和の可能性が意識された。 ユーロは対円で1ユーロ=120円後半から一時119円57銭まで下落。中国の3月の製造業PMI(購買担当者指数)が予想を下回ったことをきっかけに、オーストラリア・ドルを売る動きが強まり、ユーロにも売り圧力が波及した。ユーロは対ドルでも1ユーロ=1.2800ドルを割り込み、一時1.2771ドルまで値を下げる場面が見られた。...
ドル・円相場が1ドル=94円前半を中心に推移した。来週に新体制下での定例金融政策決定会合を控えて、日本銀行の金融緩和への期待がドル・円の下支えとなる一方、日本が年度末で、海外市場も休場となる中、積極的な取引は手控えられた。 午後4時2分現在のドル・円相場は94円13銭前後。朝方には日本の消費者物価指数(CPI)など2月の指標が発表されたが、円相場への影響は限定的だった。国内輸出企業のドル売り需要が指摘される中、午前10時前には一時93円97銭まで円高に振れる場面が見られたが、93円台の滞空時間は短く、その後は94円前半で小幅な値動きが続いた。...
キプロスに続いて、スロベニアが救済を要請する次のユーロ導入国になるという懸念が投資家の間で高まり、緊縮策を継続するとの政府の約束にもかかわらず、国債利回りの上昇に歯止めがかからない状況が続いている。 今月就任したばかりのブラトゥシェク首相は27日の議会演説で、弱体化している銀行と財政の立て直しを行うと表明し、同国がキプロスに続いて欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)の支援を求める国になることはないと強調した。しかし、支援を回避する具体策は示されず、指標となるドル建て2022年満期国債の利回りは過去最高を記録。債券市場から資金調達を続けたいスロベニアは苦しい状況に追い込まれた。...
キプロスは過去に例のない金融の一大実験に踏み出そうしている。単一通貨圏で資金の移転を規制しようとする試みはこれが初めてだ。 アルゼンチンやアイスランドが通貨価値の急落防止のために同じような措置に踏み切った例が過去にあるが、ユーロ圏の一員であるキプロスの場合、銀行システムから流出する資金は、価値を失うことなくキプロス国外に持ち出すことが可能であり、規制の実施はより大きな困難が伴うと予想される。 キプロスのサリス財務相は26日、「わずか数週間」で規制の解除を目指すと述べたが、この目標の達成も難しそうだ。1980年代と90年代に資金流出を防ぐ努力を強いられた中南米とアジア諸国は、実際には6カ月から2年の間、資本規制を続けることになった。銀行システムが肥大化していたアイスランドは、2008年の銀行破綻から5年が経過しても規制を解除できていない。...
ロンドン時間26日午前の外国為替市場でユーロはドルに対して上昇。前日は4カ月ぶり低水準を付けたが、反発した。欧州中央銀行(ECB)はユーロを守るとのクーレ理事の発言を好感した。 円に対してはほぼ変わらず。前日は1.4%下げていた。クーレ理事はまた、キプロス救済は域内全体のモデルにはならないと言明。ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)議長を務めるダイセルブルーム・オランダ財務相が前日にそのように示唆したのは正しくなかったと説明した。...
キプロスは100億ユーロ(約1兆2400億円)の金融支援と引き換えに支援国などから求められた国内銀行システムの縮小を受け入れ、無秩序なデフォルト(債務不履行)とユーロ圏離脱という事態を免れた。 債務危機再燃や市場の混乱を回避するための徹夜交渉の末、キプロスのアナスタシアディス大統領はドイツが率いる債権団の圧力を受けて、国内2位の銀行キプロス・ポピュラー銀行の整理に同意した。 欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会のレーン委員(経済・通貨担当)は25日未明、ブリュッセルで記者団に対し、「実現可能な最善の解決策がなく、厳しい選択肢しかなかった」と説明した。...
ユーロは軟調。欧州中央銀行(ECB)が21日、キプロスの銀行への緊急流動性支援を、救済合意が成立しない限り25日までで打ち切る姿勢を示したことで懸念が高まった。モスクワを訪れていたキプロスのサリス財務相はこの日、ロシアに求めた支援が得られなかったことを明らかにした。 ロンドン時間午前6時53分現在、ユーロは対ドルで小動きの1ユーロ=1.2900ドル。19日に付けた1.2844ドルは昨年11月22日以来のユーロ安だった。対円は0.2%安の1ユーロ=122円16銭。円はドルに対し0.2%高の94円71銭。...
円がほぼ全面高。ドル・円相場は午後に入り一時1ドル=95円67銭まで円が買われる場面があった。 午後3時47分現在のドル・円は95円73銭近辺。午前8時50分に発表された2月の日本の貿易収支が事前予想を下回る赤字額となったのを背景に円買いが目立ち始めた。日中にかけては95円台後半でもみ合っていたが、午後の取引が進むにつれて再び円買い圧力が強まった。 市場関係者は、午後6時から開かれる日本銀行の黒田東彦新総裁と岩田規久男、中曽宏両新副総裁の就任記者会見に注目している。...
ユーロは上昇。キプロス議会の銀行預金課税法案否決を受けて下げていたが、欧州中央銀行(ECB)が当面、流動性供給を続け支えると表明したことで安心感が広がり上昇に転じた。 アジア時間には対ドルで約4カ月ぶりの安値に近づいた。ECBは19日、キプロス議会の採決結果が明らかになった後に、「既存ルールの範囲内で」流動性を供給すると表明した。 ロンドン時間午前8時9分現在、ユーロはドルに対して0.1%高の1ユーロ=1.29ドル。前日は一時、昨年11月22日以来の安値となる1.2844ドルを付けていた。対円は0.3%高の1ユーロ=122円92銭。ドルは対円で0.1%高の1ドル=95円28銭。東京市場は祝日のため休場。...
ユーロは対ドルで下落。キプロスが銀行預金課税を承認しない見込みだとの米経済専門局CNBCの報道に反応した。アジア株高を受けたリスク志向回復で円は全面安。 ロンドン時間午前6時14分現在、ユーロはドルに対して0.2%安の1ユーロ=1.2936ドル。円は対ドルで0.2%安の1ドル=95円45銭。対ユーロは0.1%安い1ユーロ=123円47銭。
電話