市場概観 - ページ 45


外国為替市場では、午後の取引で円が急伸。日本銀行の次期総裁人事をめぐって、元財務事務次官の武藤敏郎氏起用の可能性が一部で報じられ、円買いが活発となった。 ドル・円相場は午後の取引で一時1ドル=92円28銭と、1週間ぶりの水準まで円高が進行。また、ユーロ・円相場も一時1ユーロ=123円20銭と、1月31日以来の円高値を付けている。 ウエストパック銀のシニア通貨ストラテジスト、ショーン・キャロー氏(シドニー在勤)は、武藤氏が白川方明総裁の後任に就く可能性があるとの報道が本日の主要テーマになっていると指摘。その上で、「武藤氏は、他の総裁候補と比べてハト派色が弱いと見られていることから、ドル・円の下押しにつながった」と説明している。  ...
円はほぼ全面高。15日から開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で最近の円安が議題になるとの見方から買い戻されている。主要7カ国(G7)当局者は12日発表された共同声明について、円の行き過ぎた動きをG7が懸念していると述べ、円は急伸した。榊原英資元財務官は13日、日本が貿易相手国から批判を受ける公算が大きいと語った。ロンドン時間午前6時38分現在、円はドルに対して0.5%高の1ドル=93円05銭。前日は0.9%上げた。対ユーロは0.6%高の1ユーロ=125円07銭。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.3444ドル(前日は1.3454ドル)。...
円が対ドルで2年9カ月ぶりの安値付近から小幅反発した。米財務次官の発言を手掛かりに円売りが加速した海外市場の流れが引き継いで始まったが、週末に20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を控えて、円安批判への警戒から一段の円売りには慎重姿勢が広がった。 ドル・円は11日の米国市場で一時1ドル=94円46銭まで円安が進み2010年5月以来の円安値を更新。この日の東京市場も94円前半での推移が続いたが、午後は円がじり高となり、一時は93円87銭まで値を戻す場面が見られた。午後3時11分現在は93円91銭前後で推移している。...
ロンドン時間8日午前の外国為替市場で円がドルに対して上昇。麻生太郎財務相の円相場に関する発言を受け、2011年3月以来の大幅高となった。 ロンドン時間午前9時1分現在、円はドルに対して0.9%高の1ドル=92円78銭。一時は11年3月17日以来で最大の1.6%上げた。対ユーロは0.8%高の1ユーロ=124円39銭。ユーロは対ドルで小動きの1ユーロ=1.3410ドル。 麻生財務相はこの日午後の衆院予算委員会で、最近の円安について、「妙にわれわれの意図しないぐらいに78円とか79円だったのが、いきなり90円になってきた」と述べた。...
午後に入り円が上昇幅を失う展開となった。日本銀行の白川方明総裁が辞任の前倒しを表明したことを受けて、次期総裁下での緩和策強化期待が根強く、じりじりと円売り圧力がかかった。 ドル・円相場は午前の取引で1ドル=93円30銭まで円高に振れた後は円が伸び悩みとなり、午後には93円71銭まで円が水準を切り下げた。午後4時11分現在は93円63銭付近で取引されている。ユーロ・円相場も午前に1ユーロ=126円04銭まで円が上昇していたが、午後には126円86銭まで円が下落。同時刻現在は126円75銭付近で推移している。...
円がほぼ全面安。日本銀行の白川方明総裁の任期満了前の辞職表明を受け、新体制下で日銀の金融緩和路線が強まるとの観測が広がった。ドル・円相場は一時、約2年9カ月ぶりに1ドル=94円台を付けた。 午後4時18分現在のドル・円相場は93円81銭前後。一時は2010年5月以来の水準となる94円06銭まで円安が進んだ。 あおぞら銀行市場商品部の諸我晃次長は、「日銀の新総裁が決まるのが早まったので、金融政策の方針が新たになるのも前倒しになったということだ」とし、「95円はもう視野に入ってきている」と話した。...
ロンドン時間5日午前の外国為替市場では、ユーロ圏の1月のサービス業景気指数発表や日本銀行の白川方明総裁の3月19日辞職表明後、ユーロは高く円は安い。 ユーロ圏の1月のサービス業景気指数(改定値)は48.6と、速報値(48.3)から上方修正された。白川総裁は任期満了を待たず辞職する意向を明らかにした。 ロンドン時間午前9時33分現在、ユーロは対円で0.9%高の1ユーロ=125円92銭。一時は0.7%安となっていた。対ドルは0.2%高の1ユーロ=1.3542ドルと、一時の0.4%安から持ち直している。円は対ドルで0.6%安の1ドル=92円95銭。前日は一時93円18銭まで円安が進んだ。...
ユーロ圏の昨年12月の生産者インフレ率 は前月と同水準となった。中間財の値上がりペースが加速したものの、エネルギーコストの上昇が鈍った。欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が4日発表した12月のユーロ圏生産者物価指数(PPI)は前年同月比2.1%上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト17人の予想中央値 や前月と一致した。前月比では0.2%低下した。発表によると、12月のエネルギーコストは前年同月比3.7%上昇。前月は4.1%上昇だった。中間財は1.6%上昇と、伸び率は11月の1.4%を上回った。国別の生産者インフレ率はドイツが1.5%と、11月の1.4%から上昇。フランスでは1.7%と、前月の1.9%から低下した。...
円が対ドルで約2年8カ月ぶり安値圏で推移。米景気の回復期待などを背景にしたリスク選好の流れが根強く残っている。前週末に引き続き1ドル=93円目前まで円安が進んだ際には、いったん円を買う動きが強まる場面があったが、円の上値は限られた。ドル・円相場は朝方に92円91銭を付け、前週末に記録した2010年5月以来の円安値(92円97銭)に接近。その後円買いが優勢となり、午前10時すぎには一時92円50銭を付けたが、円の上値は重く、午後零時19分現在は92円72銭前後となっている。...
円が一段と下落幅を広げている。対ドルでは1ドル=92円台に乗せ、約2年8カ月ぶりの安値を更新した。欧州債務懸念の後退や米景気の回復期待を背景に、ドルとユーロに対して円売り圧力が強まっている。円の売り圧力は午後1時前後から急速に強まった。ドル・円相場は一時92円27銭と、2010年6月4日以来の水準まで円安が進んだ。午後2時5分現在は92円22銭付近で取引されている。円は対ユーロでも一時1ユーロ=125円72銭と、10年4月30日以来の安値を付け、同時刻現在は125円64銭での推移となっている。...
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