市場概観 - ページ 81


円が対ドル、対ユーロで1カ月ぶり高値付近で推移している。米国の雇用鈍化や欧州債務問題への懸念を背景に円高圧力がかかる中、日本の経常収支の黒字転換も円買いを後押しする材料となっている。円は対ドルで1ドル=81円半ばから午前に一時、3月8日以来の高値となる81円20銭まで上昇。米国の雇用の伸び鈍化を受け、米債利回りの低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となった前週末の流れが継続した。午後1時15分現在は81円43銭前後。...
来週の外国為替市場で、ドル/円は、日銀の金融政策決定会合やバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長講演を通じて日米の金融政策の方向感を見極める展開となる見通し。週前半に重要イベントが相次ぎ、ドル/円は上下に振れやすそうだ。一方、来週は中国で1―3月期実質国内総生産などの重要指標が発表される。結果もさることながら、中国人民銀行が預金準備率の引き下げに打って出るかどうかで投資家マインドは影響を受け、クロス円を通じてドル/円に影響が及ぶとみられている。...
ユーロが対円で1ユーロ=107円台半ばを中心に、上値の重い展開が続いている。欧州債市場ではスペインやイタリアなど高債務国の国債売り圧力が強まっており、域内の債務懸念が再燃する格好となる中、ユーロ売りが進みやすくなっている。ユーロ・円相場は前日の海外市場で一時1ユーロ=106円89銭と、3月8日以来の水準までユーロ安・円高が進行。東京市場では朝方に付けた107円66銭を上値に、107円30銭まで水準を切り下げ、午後1時51分現在は107円44銭付近で取引されている。...
今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ地区連銀総裁4人が景気刺激のための追加緩和策の必要性は低いと認識している。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は4日に記者団に対し「追加の刺激策の実施が必要になる可能性は低下しつつある」と発言。クリーブランド連銀のピアナルト総裁とアトランタ連銀のロックハート総裁、リッチモンド連銀のラッカー総裁も今週、追加緩和に反対の姿勢を示した。 今年の米連邦公開市場委員会で投票権を持つ地区連銀総裁4人が景気刺激のための追加緩和策の必要性は低いと認識している。サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は4日に記者団に対し「追加の刺激策の実施が必要になる可能性は低下しつつある」と発言。クリーブランド連銀のピアナルト総裁とアトランタ連銀のロックハート総裁、リッチモンド連銀のラッカー総裁も今週、追加緩和に反対の姿勢を示した。...
円が小幅上昇した。欧州債務不安の再燃懸念などから円が買われた海外市場の流れが継続。ただ、中国株の上昇や日本株の下げ渋りを背景に午後にかけては円が伸び悩む展開となった。ユーロ・円相場は前日の海外市場で一時、3月13日以来のユーロ安・円高水準の1ユーロ=107円91銭を付けたが、この日の東京市場でも108円半ば付近から一時108円03銭まで円買いが進行。ドル・円相場も朝方付けた1ドル=82円47銭から一時82円12銭まで円が上昇する場面が見られた。午後4時11分現在はそれぞれ108円21銭、82円28銭前後となっている。...
東京外為市場午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル安/円高の82円後半。午後に日経平均が下げ基調を強めると、リスク回避目的の円買いが強まった。 ユーロ/円は午前に続いて一時109円割れ。午前にオーストラリアの2月貿易収支が予想外の赤字になったことで下落していた豪ドル/円も上値が重かった。クロス円の下落で、ドル/円は弱含んだ。
円が主要16通貨に対して全面高となり、対ドルでは1ドル=82円台後半でやや値を戻す展開となった。オーストラリアの貿易収支が市場の予想に反して2カ月連続の赤字に陥ったことから、中国景気減速の世界的な影響が懸念され、リスク回避に伴う円買い圧力がかかった。円は対ドルで82円94銭を下値に強含みに推移。午前10時半に豪貿易統計が発表されると、豪ドルを中心としたクロス・円(ドル以外の通貨の対円相場)での円買いが波及し、一時は82円63銭まで円高が進んだ。午前11時52分現在は82円68銭付近で取引されている。...
午後3時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点からほぼ横ばいの82円前半。ドル買い/円売りを膨らませていた海外短期筋のポジション調整で一時81.55円と3週間半ぶり安値をつけたが、その後はジリジリと値を切り上げ、82円を回復した。豪ドル/米ドルは、豪中銀が声明で緩和に含みを持たせたことで一時1.04米ドルを割り込むなど軟調な展開となった。 ドルは朝方の高値82.23円付近から、海外短期筋の売りで午前9時前に一気に81.55円まで急落した。海外短期筋は3月30日のロンドン・フィクシング以降、ドル/円のロング・ポジションを積み増しはじめ、日銀短観を受けた2日の東京市場でドルは一時83.31円まで持ち上げられた。しかし、2日の午後に入ってドル買いの勢いが失速、「きのうは一日かけて、ファンド勢がドル・ロングの敗戦処理をしていた。今朝の売りは彼らの最後の投げだろう」(金融機関)という。...
円が上昇。米債利回りの低下などが重しとなる中、ドル・円は1ドル=82円台を割り込み、約3週間ぶり円高値を更新した。ドル・円相場は82円前半から一時81円56銭まで下落。先週末に付けた3月9日以来のドル安・円高水準(81円83銭)を抜けると、ドル売り・円買いが加速した。午前11時53分現在は81円89銭前後となっている。 ユーロ・円相場も1ユーロ=109円台を割り込み、一時108円70銭と3月23日以来の水準までユーロ安・円高が進行。その後、中国の経済指標を受けて、豪ドル・円が反発するとユーロ・円も109円前半へ値を戻した。一方、ユーロ・ドル相場は一時1ユーロ=1.3356ドルまでユーロが上昇。前日の海外市場では1.3381ドルまで上昇し、3月27日に付けた約1カ月ぶりユーロ高・ドル安水準(1.3386ドル)に迫った後、1.3278ドルまで反落したが、その後1.33ドル台を回復し、この日の東京市場ではさらに下げ幅を縮めてる展開となっている。...
日本銀行の白川方明総裁は円相場を16年で最も大きく下落させることに成功したが、トヨタ自動車など国内輸出企業は一段の円安を望んでいる。一方でトレーダーは円の反発を予想している。ブルームバーグのデータによれば、円は先進国・地域9通貨に対して1-3月(第1四半期)に10.4%下落した。日銀は10兆円規模の量的緩和を実施しているほか、1%の事実上のインフレ目標を設定した。ストラテジストらは7-9月(第3四半期)の円相場予想を他のどの通貨よりも大きく引き下げた。だが、円の一段安に備えるデリバティブ(金融派生商品)の需要は後退し、反転の予想を示唆している。...