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日銀総裁:企業マインド含め影響を注視-円高の日本経済への影響 - 6.4 日

日本銀行の白川方明総裁は4日午後、都内で講演し、円高が日本経済に与える影響について「企業マインドに与える影響を含め日銀として注意深く見ている」と述べた。 白川総裁は「景気は全体として持ち直しに向かう動きが明確になりつつある」と指摘。2012年度前半には「緩やかな回復経路に復していく」との見通しをあらためて示した。 その上で「見通しにはさまざまな不確実性がある。第1の不確実性は、国際金融資本市場を含めた海外情勢だ。特に欧州債務問題は、最も強く意識しておくべきリスク要因だ」と指摘。国際金融資本市場は「最近は再び、神経質な動きが続いている」ほか、「グローバル投資家は全般にリスク回避の姿勢を強めている」と語った。 日銀が目指すべき消費者物価指数の伸び率を当面1%としていることについては、日本の消費者物価指数は「諸外国よりも低い状態が一貫して続いている」と指摘。それにもかかわらず、今後2%の物価上昇率を目指すといきなり宣言したとしても、「それだけで2%の物価上昇率が実現できるわけではないし、何よりも、企業や家計に対して無用の不確実性を与えることになりかねない」と語った。
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