円全面安、アジア株高でリスク回避が一服-対ドル78円後半 | IFCM ジャパン
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円全面安、アジア株高でリスク回避が一服-対ドル78円後半 - 6.5 日

円に売り圧力がかかり、対ドルでは1ドル=78円台後半で弱含みに推移している。主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁による電話会議後の安住淳財務相の発言を受けて介入警戒感がくすぶる中、アジアの株価上昇を背景にリスク回避の動きも一服し、円は主要16通貨に対して全面安となっている。前日の海外市場で一時78円97銭と、3営業日ぶりの水準までドル高・円安が進んだドル・円相場は、午前に78円61銭まで円が値を戻す場面も見られたが、その後は再び円売りが優勢となっている。午後1時20分現在は78円91銭付近。オーストラリアで発表された1-3月期の国内総生産(GDP)が市場の予想を上回る伸びとなったことを受けて、豪ドル主導でクロス・円(ドル以外の通貨の対円相場)が上昇(円は下落)。ユーロ・円相場は一時1ユーロ=98円76銭と、5営業日ぶりの水準までユーロ高・円安が進んでいる。一方、ユーロ・ドル相場ではリスク選好のドル売りが進み、朝方に付けた1ユーロ=1.2441ドルから、一時は1.2517ドルまでドル安方向に振れている。ユーロ圏では4月の小売売上高が予想以上に落ち込んだほか、ドイツで4月の製造業受注が減少するなど、債務危機悪化の影響で域内の景気悪化が浮き彫りとなっている。そうした中、この日はECBが金融政策決定会合を開く。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想では、政策金利は1%に据え置かれる見通しだが、国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事が、欧州の金融政策が経済成長の押し上げに貢献できるとの見解を示している。
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