円反落、中国・豪指標底堅くリスク回避緩む-対ドル79円後半 | IFCM ジャパン
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円反落、中国・豪指標底堅くリスク回避緩む-対ドル79円後半 - 7.2 日

円が反落し、対ドルでは1ドル=79円台後半に水準を切り下げている。欧米の経済指標悪化を受けて円買いが先行したものの、アジア時間は中国とオーストラリアの経済指標の堅調を背景にリスク回避の動きが緩む格好となっている。 ドル・円相場は午前8時半すぎに79円41銭まで円高が進んだ後、79円82銭まで円が売られ、午後1時10分現在は79円78銭付近で推移。円は対ユーロでも1ユーロ=99円89銭を上値に、100円58銭まで水準を切り下げ、同時刻現在は100円56銭付近で取引されている。 中国国家統計局と中国物流購買連合会が3日発表した6月の非製造業購買担当者指数(PMI)は56.7と、5月の55.2から上昇。また、豪州の5月の住宅許可件数は前月比27.3%増と、前月の8.7%減からプラスに転じ、市場予想の5%増を大幅に上回った。 一方で、欧州連合(EU)統計局(ユーロスタット)が2日に発表した5月のユーロ圏失業率は11.1%と、前月の11%を上回り、1995年の統計開始以降で最悪となった。また、マークイット・エコノミクス発表の6月の同域製造業景気指数(改定値)は45.1と、11カ月連続で拡大と縮小の分かれ目となる50を下回った。 米国では米供給管理協会(ISM)が発表した6月の製造業景気指数が49.7と、市場予想の52.0に反して、2009年7月以来の50割れとなった。これを受けて、米国債相場は急伸し、10年債の利回りは再び1.6%を割り込んだ。 そうした中、今週は5日に欧州中央銀行(ECB)の政策決定会合が開かれるが、ブルームバーグがまとめた市場予想では、政策金利が現行の1%から0.75%に引き下げられる見通し。
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