ユーロは97円台で上値重い、財務相会合も救済の枠組み不透明 | IFCM ジャパン
IFC MarketsオンラインCFDブローカー

ユーロは97円台で上値重い、財務相会合も救済の枠組み不透明 - 7.9 日

ユーロが下落。対円では1ユーロ=97円台後半で取引されている。ユーロ圏財務相会合が行われたものの、欧州債務問題に対する抜本的解決策は示されず、先行き不透明感からユーロの上値が抑えられている。 ユーロは午前8時半過ぎに98円06銭を付けたあと、一時は97円48銭まで下落。午後零時現在は97円74銭付近で推移している。前日には一時97円43銭と、6月5日以来の安値を付けたあと、海外市場で98円13銭まで反発していた。 スペインやキプロスの支援などに関する最終合意は20日ということなので、「完全に織り込むわけにはいかない」と言い、財務相会合については「期待値が低い通りのものが今のところ出てきている印象」で、ユーロの買い戻しがどんどん進むということにはなりにくいとみている。 前日の取引で一時1ユーロ=1.2251ドルと、2010年7月以来の安値を付けていたユーロ・ドル相場は、海外市場で1.2324ドルまで値を戻したが、上値は限定的で、東京市場では1.2290ドルまで水準を切り下げている。ドル・円相場は朝方に付けた1ドル=79円60銭から一時は79円48銭までドル安・円高方向に振れ、午後零時現在は79円52銭付近で推移している。 ユーロ圏財務相会合は9日から2日間の日程で開かれた。ドイツのショイブレ財務相は、財務相会合で、20日の首脳会議に向けてスペインの銀行支援に関する最終的な覚書の準備が行われたと語った。
IFCMトレーディング・アカデミー
投資を学ぶ
  • コースを取って、
trading academy

関連項目

image
当方の分析ツールとカレンダーを利用して、投資を開始して下さい。
image
当方の投資アドバイザーから 市場分析ラボ
Close support
Call to Skype Call Back