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ユーロが対円11年ぶり、対ドル2年ぶり安値圏-欧州危機で - 7.24 日

ユーロが対円で約11年ぶり安値圏で推移した。欧州債務危機が深刻化しているとの懸念がユーロを圧迫。一方、軟調な株価を背景にリスク回避の動きがくすぶる中、円は底堅い展開となった。 午後零時4分現在のユーロ・円相場は1ユーロ=94円30銭前後。一時は94円14銭を付け、前日の海外市場で付けた2000年11月以来のユーロ安・円高水準(94円12銭)に迫る場面が見られた。 大和証券投資情報部担当部長の亀岡裕次氏は、「引き続き欧州情勢を主因としてリスク回避姿勢が続いている」と指摘。「実際にESFS(欧州金融安定ファシリティー)もしくはECB(欧州中央銀行)によって国債購入が行われないと、この流れは変わらなさそう」と話す。 ドル・円相場は一時1ドル=78円07銭まで円がじり高となったが、その後は円が伸び悩み、同時刻現在は78円13銭前後。日本銀行の山口広秀副総裁は広島市内での講演で、「何らかのショックによって見通しが下振れたり、見通しをめぐるリスクが大きく高まるような場合には、追加的な金融緩和を実施することをちゅうちょしない」と述べた。 25日午前のアジア株式相場は下落。欧州危機の深刻化懸念に加え、国際通貨基金(IMF)が中国経済は大きな下振れリスクに直面しているとの見解を示したことが嫌気されている。 ユーロ・ドル相場は海外時間に一時、1ユーロ=1.2043ドルを付け、10年6月以来のユーロ安値を更新。この日の東京市場ではやや値を戻しているが、上値は1.2076ドルまでとなっている。 米連邦準備制度理事会(FRB)は来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で措置を取るか、9月の会合まで待つ可能性がある、と米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。WSJはインタビューや講演、議会証言を引用し、FRBはいつ、どのように行動するか議論していると報じている。
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