ユーロが対円11年ぶり、対ドル2年ぶり安値圏-欧州危機で 7/25 日 | IFCM ジャパン
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ユーロが対円11年ぶり、対ドル2年ぶり安値圏-欧州危機で 7/25 日 - 7.25 日

欧州債務危機の深刻化を背景にユーロが対円で約11年ぶり安値付近で推移。一方、欧州金融当局者の発言を手掛かりに、欧州市場に向けてはユーロ買いが強まっている。 東京市場のユーロ・円相場は朝方に一時1ユーロ=94円14銭までユーロが弱含み、前日の海外市場で付けた2000年11月以来の安値(94円12銭)に接近。その後は94円前半でもみ合う展開となっていた。欧州中央銀行(ECB)政策員会メンバー、オーストリア中央銀行のノボトニー総裁の発言を受けて、欧州時間帯にかけて、ユーロは反発。午後4時30分現在は対円で94円66銭前後で推移している。同総裁は、ブルームバーグとのインタビューで、ESM(欧州安定メカニズム)に銀行免許を付与するとの議論があると述べた。また、ECBはマイナス預金金利について協議していないと話した。25日朝の欧州債市場ではスペインの10年債利回りがユーロ導入来最高の7.659%を記録し、ドイツ債との利回り格差も最大の644ベーシスポイント(bp、1bp=0.01ポイント)に拡大。同2年債利回りもユーロ導入以来初めて7%を上回った。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、ドイツの6州と一つの政府系発行体、オランダの5つの政府系発行体の長期格付け見通しを「ステーブル(安定的)」から「ネガティブ(弱含み)」に変更した。23日のドイツとオランダのソブリン格付け見通し変更に伴う措置。ムーディーズはまた、EFSFの暫定的な格付けの見通しを「ステーブル」から「ネガティブ」に引き下げた。 ユーロ・ドル相場は海外時間に一時、1ユーロ=1.2043ドルを付け、10年6月以来のユーロ安値を更新。この日の東京市場では1.20ドル半ばから後半でのもみ合いが続いたが、欧州市場にかけて1.21ドル前半まで反発している。    ドル・円相場は1ドル=78円前半でもみ合い。一時78円07銭まで円買いが進んだが、その後は円が伸び悩んだ。
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