ドル/円は底堅い、米経済指標は改善目立ちリスクオン継続か


8/10 日
来週の外国為替市場では、ドル/円は底堅い動きになりそうだ。米欧金融政策に対する期待などから、投資家のセンチメントは踏みとどまっており、リスクオンの流れの中で円は売られやすい地合いにある。クロス円がしっかりとした展開となれば、ドル/円もサポートされる可能性が高い。米金利に上昇圧力がかかっていることも、相場を下支えしそうだ。来週は米経済指標の発表が相次ぐが、改善予想が目立っており、安全資産からリスク資産への資金シフトがさらに加速する可能性がある。今週の外為市場は、リスクオンムードが持続した1週間となった。欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備理事会(FRB)の政策期待などを背景に株が堅調に推移。これを受け、ユーロ/ドルは約1カ月ぶり、豪ドル/米ドルは約4カ月半ぶり高値をつけるなど、投資家のセンチメントは改善しつつある。  来週もこの流れを崩すようなイベントは見当たらず、リスクオンの地合いが続く可能性が高い。市場では「来週は米経済指標の発表が目白押しで、これらが堅調だった7月雇用統計に続くかどうかがポイントとなる。堅調さを維持すれば安全資産からリスク資産への資金シフトがさらに加速し、米金利が上昇。ドル/円は79円を目指す動きになる可能性がある」(外資系証券)との声が出ていた。一方、過去を振り返ると、8月はドル安/円高になる傾向があり、これが相場の圧迫材料になるとの見方も出ている。この主因とみられているのが米国債の償還・利払いだ。みずほコーポレート銀行マーケット・エコノミスト、唐鎌大輔氏は「今年の8月は突出して大きな償還が予定されている。リアルなフローとしてそれが本当に円転されるかどうかはともかく、話題になってくると(ドル/円の)上値を抑える可能性がある」との見方を示した。
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