ユーロ下落、スペイン懸念で対円は一時1週間ぶり安値


9/24 日
ユーロが下落。スペインの支援問題などの行方が依然不透明で、同国の格下げリスクも意識される中、ユーロは売りが先行する展開となった。 ユーロは対円で一時1ユーロ=101円台を割り込み、14日以来の安値となる100円87銭まで下落。その後いったん101円台に戻したが、上値は重く、午後3時44分現在は100円99銭前後となっている。ユーロ・ドル相場も1ユーロ=1.29ドル後半から一時1.2928ドルと2営業日ぶりの水準までユーロ安が進み、同時刻現在は1.2940ドル付近で推移している。 ドル・円相場は1ドル=78円前半で上値の重い展開が続き、一時は14日以来の安値となる78円01銭までドルが軟化する場面が見らた。同時刻現在は78円05銭前後。 日本銀行の山口広秀副総裁は24日午後、都内で講演し、「世界経済をめぐる不確実性は非常に大きい」とした上で、先行きの金融政策運営はこれまでと同様、「必要と判断される場合には、果断かつ柔軟に対応していく」と述べた。また、講演後の質疑応答では、「金融政策を用いて直接、為替相場に影響を与えることは一切考えていない」と述べる一方で、為替を通じて経済、物価への影響を見定め、「必要があるとみれば、対応を行っていく」と話した。 大和証券投資情報部担当部長の亀岡裕次氏は、「米国の長めの金利や商品市況が下がってきていて、株価も伸び悩みとなっており、全体としてみると、少しリスクオン(選好)が弱まっている」とし、そうした中では円が買われやすいと話した。
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