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ドル/円が14日以来の安値、米長期金利の急低下が重し - 9.25 日

ドルが77.62円付近。14日以来の安値となっている。アジア市場での株安を引き継ぎ、序盤の欧州市場でも各国の主要株価指数が軒並み下落、米10年債US10YT=RR利回りが急低下しており、ドル/円が圧迫されている。米長期金利の低下を受け、逆相関関係にある円には上昇圧力が掛かっている。ユーロ/円も下落し、99.79円付近と13日以来の安値となっている。ユーロが一時100円割れ。13日以来。ユーロ/ドルで売りが観測されているほか、アジアの主要株価指数が総じてマイナス圏で推移しており、ユーロ/円も圧迫されている。 ユーロ/ドルは1.2904ドル付近。中銀イベントを通過し、市場では再び世界経済のファンダメンタルズに視線が注がれているが、IGマーケッツ証券の為替担当アナリスト、石川順一氏は「特に欧州のファンダメンタルズに関心が集まる中で、ユーロ相場の動向が外為市場のトレンドを左右する可能性が高い」との見方を示している。  同氏は「先週から強まっているユーロ売りが調整の範囲内か、それともリスク回避のユーロ売りなのか、これを見極める上で重要な分岐点に差し掛かっている」と指摘。その上で「一目均衡表の基準線や遅行線の状況からは急速にユーロ売りが強まるシグナルはみられないが、債務危機の影響が国内全域に広がり、格下げリスクに直面しているスペイン情勢を踏まえれば、1.2827ドル付近に位置する200日移動平均線を下方ブレイクしてもおかしくない」との見方を示した。  スペイン情勢をめぐっては、首都マドリードで25日、新たな緊縮策に抗議するデモ隊が警官隊と激しく衝突。ネプチューン広場には数千人が集まり、人間の鎖が議会を包囲した。周囲にはバリケードが築かれ、警察のトラックや1500人以上の警官が取り囲む事態となった。デモ隊がバリケードの突破を図る一方、警察はゴム弾を発射、警棒でデモ参加者を殴るなど現場は一時騒然となった。
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