ドル78.23円付近、中尾財務官の円高警戒発言には反応薄 | IFCM ジャパン
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ドル78.23円付近、中尾財務官の円高警戒発言には反応薄 - 10.3 日

ドルは78.23円付近。財務省の中尾武彦財務官は「最近の円相場は一方的、経済実態を反映していない」、「為替相場に過度な動きがあれば、必要に応じて断固たる行動とる」などと発言したが、目立った反応は出ていない。豪ドル/円AUDJPY=は79.89円付近で停滞。前日の豪中銀の予想外の利下げに続き、この日は8月の豪貿易収支が予想以上の赤字を記録。豪ドル/円は9月6日以来の80円割れとなったが、市場参加者によれば、80円割れの水準では個人投資家の買いが流入している。ただ、「ユーロ/豪ドルがストップロスを巻き込んで上昇したことで、豪ドルの上値は重くなっている」(大手信託銀行)ほか、8月の豪小売売上高が明日発表されるのを前に豪ドル買いに慎重な向きも多い。ドル/円は78.17円付近。投資家のリスク投資意欲がさえない中で、やや円が買い戻されている。こうした中、きょうは9月全米雇用報告と9月米ISM非製造業総合指数の発表が予定されているが、市場では「総じて堅調なら、米雇用統計への期待感から米株式はリスクオンとなり、ユーロと豪ドル買いを誘発する要因になり得る」(外資系証券)との見方が出ていた。ロイター調査では、9月全米雇用報告(ADP)は14万3000人増(前月20万1000人増)、9月米ISM非製造業総合指数は53.2(前月53.7)が予想されている。
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