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円、リスク選好で1カ月ぶり安値-追加緩和観測や米・中指標で - 10.17 日

円が全面安となり、ユーロや米ドル、豪ドルなどに対して約1カ月ぶりの安値を付けている。米国景気の回復期待や欧州債務問題への過度の不安後退を背景にリスク選好ムードが広がる中、日本銀行の追加金融緩和観測や中国の経済指標が強めだったことも相まって、円売りが優勢となっている。 円は対ユーロで一時1ユーロ=103円85銭まで下落し、9月17日に付けた安値(103円86銭)に接近。午後1時50分現在は103円68銭前後で推移している。対ドルでは一時1ドル=79円22銭まで値を下げ、同19日の安値に並んだ。円は対豪ドルでも1カ月ぶりの安値を付けた。 ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で1ユーロ=1.3140ドルと9月17日以来の水準までユーロ高・ドル安が進んだが、その後は1.31ドル前半でのもみ合いとなった。この日の東京市場では午後に入り1.3088ドルまでユーロ安が進む場面が見られ、同時刻現在は1.3098ドル前後。 中国国家統計局が18日発表した同国の7-9月(第3四半期)の国内総生産(GDP)は前年同期比7.4%増となりブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値と一致した。一方、9月の工業生産は前年同月比9.2%増、小売売上高は同14.2%増、1-9月期の都市部固定資産投資は前年同期比20.5%増加し、いずれもエコノミストの予想中央値を上回った。 中国指標発表後、豪ドルは対円で一時9月19日以来の高値となる1豪ドル=82円33銭前後まで上昇。対米ドルでは一時、今月1日以来の水準となる1豪ドル=1.0397米ドルまで値を切り上げている。
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