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日銀、早くも12月再緩和観測浮上-異例の2カ月連続も打ち止め感なし - 10.31 日

日本銀行が異例の2カ月連続の金融緩和に踏み切ったものの、発表直後から円高が進行。新たに打ち出した資金供給制度に対する期待感も低く、今後、世界経済の減速や日中対立の影響が一段と顕在化してくる可能性があることから、日銀は早ければ12月にも追加緩和に踏み切るとの見方が出ている。 日銀は30日開いた金融政策決定会合で、資産買い入れ等基金を80兆円から91兆円に拡大。9月19日会合に続き2カ月連続で金融緩和を決定した。日銀が2カ月連続の緩和に踏み切るのは2008年4月の白川方明総裁の就任後は初めて。福井俊彦前総裁が就任直後の03年4、5月に実施して以来となる。しかし、市場の反応は芳しくなく、1ドル=79円台後半で推移していた円ドル相場は、発表直後に79円台前半に急伸した。 日銀は同日の決定会合で、資産買い入れ等基金を積み増すと同時に、「貸出増加を支援するための資金供給」を新設。従来の「成長基盤強化を支援するための資金供給」と合わせて「貸出支援基金」とすると発表した。内容は金融機関の貸出増加額に応じて、その全額を日銀が資金供給。資金供給総額に上限は設定せず、無制限とする。金利は誘導目標金利(現在0.1%)による長期固定で、期間は最大4年間とする。
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