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円全面安、中国減速懸念緩和でリスク選好圧力-対ドル80円台 - 10.31 日

円が主要通貨に対して全面安。10月の中国の製造業購買担当者指数(PMI)が予想通り改善したことで、同国の景気減速懸念が和らぎ、リスク選好に伴う円売りが優勢となっている。 ユーロ・円相場は朝方に付けた1ユーロ=103円36銭から一時103円89銭まで円売りが進行。ドル・円相場は1ドル=79円76銭から一時80円13銭と、2営業日ぶりの水準まで円安が進んでいる。午後1時20分現在はそれぞれ103円87銭、80円11銭前後で推移している。 ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.2960ドル前後でもみ合い。前日の海外市場では市場予想を上回った独小売売上高などを手掛かりに1.30ドル前半までユーロ買い・ドル売りが進んだが、ギリシャ支援問題がくすぶる中、その後1.29ドル後半まで値を戻し、この日の東京市場では1.2952ドルから1.2971ドルの値動きとなっている。
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