ドルが対円1週ぶり高値圏、米景気懸念緩和-雇用統計見極め


11/1 日
ドル・円相場が1週間ぶりの高値圏で推移している。経済指標の好調を背景に米景気に対する悲観論が緩和する中、朝方からドル買いが優勢となったが、注目の米雇用統計の発表を控えて足元ではやや伸び悩んでいる。 ドルは早朝に付けた1ドル=80円11銭を下値に午前9時以降に買い圧力が強まり午前に一時80円29銭と10月26日以来の水準まで上昇した。午後1時25分現在は80円20銭前後。 先週の新規失業保険申請件数が前週比で市場予想以上の減少となったほか、米供給管理協会(ISM)が発表した10月の製造業景況指数が前月から上昇するなど、1日に米国で発表された各種指標は好調な結果が目立った。   この日の米国時間には米景気動向を見極める上で注目度の高い雇用統計が発表される。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想では、10月の非農業部門の雇用者数は前月比で12万5000人の増加と、9月の11万4000人増を上回る伸びが見込まれている。失業率 は7.9%の予想。前月は7.8%と、2009年1月以来の水準に改善していた。 ユーロ圏では、ドイツ連邦銀行(中央銀行)のドンブレト理事が1日に、改革プログラムの実行でギリシャがかなり遅れており、問題解決で欧州連合(EU)などに依存すべきでないとの見解を明らかにするなど、域内債務問題の先行きへの不透明感が根強い。



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