円が対ドル2年7カ月ぶり安値、欧米好感でリスク選好-スピード警戒 | IFCM ジャパン
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円が対ドル2年7カ月ぶり安値、欧米好感でリスク選好-スピード警戒 - 1.28 日

円が対ドルで、約2年7カ月ぶりの安値付近で推移した。欧州債務危機をめぐる懸念の緩和や米長期金利の上昇を背景にリスク選好に伴う円売り圧力がかかった。 ドル・円相場は朝方に一時1ドル=91円26銭と、2010年6月21日以来の水準までドル高・円安が進行。その後はやや円売りの勢いが鈍化して午前10時半過ぎに90円84銭まで値を戻した。午後にかけては91円ちょうどを挟んだ水準でもみ合い、午後3時25分現在は90円92銭付近で取引されている。円は対ユーロで一時1ユーロ=122円91銭と、11年4月11日以来の安値を付けた後、122円19銭まで円高方向に振れ、同時刻現在は122円33銭付近で推移している。 一方、ドル・円相場の相対力指数(RSI、期間14日)は70付近で推移しており、ドル買い・円売りの行き過ぎが示されている。佐藤氏はドル・円は90円台を固めた感があり、円安のトレンドは変わっていないとしながらも、チャート的に月足の一目均衡表の雲に突入していることから、「ここからのスピードは緩やかにならざるを得ない」と分析。日経平均株価 がマイナスに転じる局面もあり、さすがに連日ドル買い・円売りが進んでいる状況下では、調整が入りやすい面もあると言う。 この日は安倍晋三首相が通常国会召集を受けて衆院本会議で所信表明演説を行い、「強い経済」を回復するため、断固たる決意で臨む考えを強調した。事前に配布された演説テキストによると、経済の再生が日本にとって「最大かつ喫緊の課題」と指摘。「これまでの延長線上にある対応では、デフレや円高から抜け出すことはできない」と訴え、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の「3本の矢」で経済再生を進める考えを示した。 欧州中央銀行(ECB)は25日、初回の3年物長期リファイナンスオペ(LTRO)について、繰り上げ返済が可能になる来週30日、銀行278行が1372億ユーロを返済すると明らかにした。これは、ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想の840億ユーロを大きく上回る。 ドイツのIfo経済研究所が25日に発表した1月の独企業景況感指数は3カ月連続で上昇し、昨年6月以来の高水準となった。
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