円が午後一段安、対ドルで92円台-約2年7カ月ぶり安値 | IFCM ジャパン
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円が午後一段安、対ドルで92円台-約2年7カ月ぶり安値 - 1.31 日

円が一段と下落幅を広げている。対ドルでは1ドル=92円台に乗せ、約2年8カ月ぶりの安値を更新した。欧州債務懸念の後退や米景気の回復期待を背景に、ドルとユーロに対して円売り圧力が強まっている。円の売り圧力は午後1時前後から急速に強まった。ドル・円相場は一時92円27銭と、2010年6月4日以来の水準まで円安が進んだ。午後2時5分現在は92円22銭付近で取引されている。円は対ユーロでも一時1ユーロ=125円72銭と、10年4月30日以来の安値を付け、同時刻現在は125円64銭での推移となっている。 財務省によると、日本政府は、今年1月中に発行された欧州安定化メカニズム(ESM)の債券を計4億ユーロ購入した。佐藤氏は、「ユーロ買い・円売りにつながるオペレーションがあったことが確認された」と言い、ユーロ買いに拍車を掛けたとしている。また、1日付の読売新聞朝刊によると、麻生太郎財務相は、15、16日にモスクワで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、日本が金融政策によって円安誘導を狙っているとの欧米諸国からの批判に反論する意向を示しているという。 この日の米国時間には1月の雇用統計が発表される。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想によると、非農業部門の雇用者数は前月比16万5000人増と、前月の15万5000人増を上回る伸びが見込まれている。家計調査に基づく失業率は7.8%と、前月から横ばいの水準が予想されている。米10年債の利回り は1月30日に一時2.03%と、昨年4月25日以来の水準まで上昇。その後はやや伸び悩みとなっているものの、1.9%台後半を維持している。ユーロ・ドル相場は一時1ユーロ=1.3633ドルと、11年11月以来の高値を付け、その後も1.36ドル台で推移。三菱東京UFJ銀行米州金融市場部マーケティンググループのマネジングディレクター、村尾典昭氏(ニューヨーク在勤)は、欧州に関しては「極端に悪い方に向いていたのが、良い材料が見え始めている」とし、債務危機の一段落で景況感が上向いて、ユーロの上昇につながっていると説明する。
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