円がほぼ全面高、黒田日銀総裁の就任会見控え対ドル95円後半 | IFCM ジャパン
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円がほぼ全面高、黒田日銀総裁の就任会見控え対ドル95円後半 - 3.21 日

円がほぼ全面高。ドル・円相場は午後に入り一時1ドル=95円67銭まで円が買われる場面があった。 午後3時47分現在のドル・円は95円73銭近辺。午前8時50分に発表された2月の日本の貿易収支が事前予想を下回る赤字額となったのを背景に円買いが目立ち始めた。日中にかけては95円台後半でもみ合っていたが、午後の取引が進むにつれて再び円買い圧力が強まった。 市場関係者は、午後6時から開かれる日本銀行の黒田東彦新総裁と岩田規久男、中曽宏両新副総裁の就任記者会見に注目している。 ドル・円は前日のニューヨーク時間遅くの取引の流れを引き継ぎ96円台前半で推移したが、貿易収支の発表を受けて95円台後半に円が水準を切り上げた。ユーロ・円相場は同時刻現在、1ユーロ=123円81銭付近。一時は123円76銭まで円が買われた。ユーロ・ドル相場は1ユーロ=1.2934ドル付近。 日本が春分の日で祝日だった20日の為替市場では、キプロスへの救済計画に端を発した欧州債務危機の再発懸念が後退したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の米経済に対する発言などを背景に、円が主要通貨に対して売られる展開となった。ドル・円は94円台から96円台へと円安が進行した。 バーナンキ議長は20日の記者会見で、「米経済に関する楽観論が高まっており」、「収入に占める利益の割合が上昇傾向にある」ため、株価上昇は驚きではないとの認識を示した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は同日発表した声明で、景気浮揚に向け毎月850億ドルの債券購入を継続する方針を示した。 先進10カ国の通貨で構成するブルームバーグ相関・加重通貨指数では、円は過去3カ月で10%台の下落率と、最も売られた通貨となっている。過去6カ月では18%近く安くなっている。
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