ドル・円は09年以来の99円台、円売り圧力根強い | IFCM ジャパン
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ドル・円は09年以来の99円台、円売り圧力根強い - 4.9 日

円が対ドルで1ドル=99円台前半を中心に推移した。黒田東彦新総裁率いる日本銀行が先週打ち出した異次元緩和策を受けた円売り圧力が根強く残った。 ドル・円相場は朝方に一時、99円66銭と2009年5月7日以来の円安値を付けた。その後は円売りの勢いが鈍り、取引終盤には99円を割り込む場面も見られた。午後3時12分現在は99円10銭前後。円のドルに対する下落率は年初来で14%に達している。 野村証券は円が対ドルで4年ぶりの100円台まで下落するには、テクニカル上の節目である下値支持線(99円75銭)を割り込む必要があると指摘した。99円75銭は07年6月22日に付けたその年の最安値(124円14銭)から11年10月31日の戦後最高値(75円35銭)のフィボナッチチャートで50%(半値)戻しの水準に相当する。 ユーロ・円相場は一時1ユーロ=129円94銭と10年1月20日以来の安値を付け、同時刻現在は129円19銭近辺で推移している。ブルームバーグがまとめた14年の為替レート予想中央値126円を超える円安水準となっている。 日銀は4日に開催した金融政策決定会合で、長期国債買い入れの増額などを含む「量的・質的金融緩和」を導入。消費者物価の前年比上昇率2%という「物価安定目標」を2年程度の期間を念頭に置いて、できるだけ早期に実現すると表明した。次回の決定会合は26日。
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