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ユーロが上げ縮小、独ZEW景況感が予想下回る - 5.14 日

ドイツの欧州経済研究センターの景況感指数発表後のロンドン時間14日午前の外国為替市場で、ユーロは上げ幅を縮めた。5月の期待指数が36.4と、市場予想を下回る伸びにとどまったことに反応した。 ロンドン時間午前10時4分現在、ユーロは対ドルで0.1%高の1ユーロ=1.2992ドル。一時は0.4%高の1.3026ドルとなっていた。 欧州中央銀行(ECB)のアスムセン理事は14日、破綻銀行処理の仕組みを「来年の夏」までに整備するべきだとの考えを示した。漸進的なアプローチを主張するドイツ政府との衝突の火種となりそうだ。 アスムセン理事は破綻銀行の処理を進める中央機関と共通基金を「来年の夏」までに整備するべきだと発言。一方、ドイツのショイブレ財務相は、そのような段階に踏み込むためには現行のEU条約の変更が必要だとして、より穏健なネットワーク的構想を掲げている。 アスムセン理事はブリュッセルで記者団に「銀行清算について、欧州で単一の機関と基金を持つ単一の仕組みを望む。基金は銀行業界からの資金で支えられる」と語った。ECBが来年、銀行監督の責務を担うのと並行して清算の仕組みが整備されるべきだとの考えを示した。 EU首脳らは昨年から銀行同盟の構想を進めている。このうちECBに監督を委ねる点については条約に抵触することへのドイツの懸念を封じ込めたものの、単一の清算機関について独政府の姿勢は強硬で、ショイブレ財務相は先週、経営難銀行の清算のための資金を単一の基金から拠出することは中央集権的な意思決定の仕組みがない限り実現しないと述べていた。政策決定についての統合がさらに進展するまでの段階として、国別の機関と基金をネットワーク化した制度が望ましいと論じた。
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