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円が下落、再生相の発言受け売り圧力-対ドル一時102円77銭 - 5.21 日

東京外国為替市場では、円が主要通貨に対して全面安。午前の甘利明経済再生担当相の発言を受けて、円売り圧力が強まった。 午後3時25分現在の円は主要16通貨全てに対して前日比で安く推移している。ドル・円相場は1ドル=102円55銭前後。朝方は102円20銭を挟んで推移していたが、甘利再生相の閣議後会見での発言が報じられた午前9時前後から円売り圧力が目立ち始めた。金融機関からの仲値公表が集中する10時前後には、一時102円77銭まで円が下落する場面があった。取引後半にかけては102円50銭を挟んでもみ合う展開に終始した。 ドル・円は、ニューヨーク取引の遅い時間帯の水準に近い102円20銭前後で推移。米国の量的緩和縮小観測を背景に前週末の相場で付けた103円31銭と比べ、1円以上も円が買い戻された格好だった。みずほ証券リサーチ&コンサルティングの鶴田典裕投資調査部長は「円安・ドル高の動きをずいぶん織り込んだので、現在は調整の動きとなっている」と指摘していた。  明日は、日本銀行が金融政策決定会合の結果を発表するほか、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が議会証言を行う。 為替相場の変動要因である内外金利差に関しては、米国金利の上昇がドル買いを促し、円などの他国通貨を売る背景となっているだけに、FRB議長の議会証言に対する市場の注目度は高い。みずほ証の鶴田氏は、「地区連銀総裁から前倒しで量的緩和(QE)策の縮小を示唆する発言が出ている」と指摘する一方で、議長からは、急いで緩和を縮小する旨の発言は出ないとみている。

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