ECB:政策金利、0.5%で据え置き-大方の予想通り - 6.6 日
欧州中央銀行(ECB)は6日、フランクフルトで定例政策委員会を開き、短期金利の調節手段である短期買いオペ(売り戻し条件付き債券買いオペ=レポ)の最低応札金利を0.5%で据え置くことを決めた。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では59人中57人が据え置きを予想。2人が0.25ポイントの利下げを予想していた。
ECBは中銀預金金利と限界貸出金利もそれぞれゼロと1%で据え置いた。
ドラギ総裁は、現地時間午後2時30分(日本時間同9時30分)から記者会見する。 ロンドン時間6日午前の外国為替市場でユーロは一時、ドルに対して約1カ月ぶり高値となった。欧州中央銀行(ECB)はこの日の政策委員会で金利据え置きを決めるとみられている。
ユーロは主要16通貨中14通貨に対して上昇。イングランド銀行(英中銀)の政策決定を控えてポンドも対ドルで上昇。
ユーロはドルに対して一時1ユーロ=1.3127ドルと、5月9日以来の高値を付けた。ロンドン時間午前8時51分現在は1.3121ドル。対円は0.5%高の130円29銭。円はドルに対し0.2%安の1ドル=99円28銭。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査では、59人中57人がECBの金利据え置きを予想。モルガン・スタンレーとIHSグローバル・インサイトのみが0.25ポイントの利下げを予想した。
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