円は全面高、対ドルで2カ月ぶり高値-GPIF計画めぐり伸び悩みも | IFCM ジャパン
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円は全面高、対ドルで2カ月ぶり高値-GPIF計画めぐり伸び悩みも - 6.7 日

円が全面高となり、対ドルでは一時4月初旬以来の高値を付けた。前日の海外市場の円買いの流れを引き継いだ。麻生太郎財務相が介入の可能性に否定的な発言をしたことも円買いを促した。 午後4時29分現在の円は主要16通貨全てに対して上昇。ドル・円相場は日本株が午後に下げ幅を拡大した際に1ドル=95円55銭と2カ月ぶりの円高値を付けた。その後に年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が中期計画の変更を発表すると伝わり株価が下げ渋ると、円が伸び悩む場面があった。 この日の相場は株価動向にも反応した。安く始まった日経平均株価が下落幅を縮小する際には、円が対ドルで97円52銭前後まで売られた。午後もGPIFの中期計画の変更に絡む報道で株価が持ち直すと、円売りが強まった。 ADPリサーチ・インスティテュートが5日に発表した米民間部門の雇用者数の増加幅が市場予想を下回ったことなどから、この日に米労働省が発表する雇用統計に対して注目が集まっている。 ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査によれば、5月の米雇用統計で、非農業部門の新規雇用者数は16万3000人となったもよう。4月は16万5000人だった。失業率は4年ぶり低水準の7.5%を維持したとみられている。 上田ハーロー外貨保証金事業部の黒川健氏は、「市場の大半は、直前の米雇用関連指標の悪化を受けたネガティブ予想に変化しつつあり、売りが先行しているため、予想通りの結果となった場合でも、ドルが買われる可能性がある」と指摘していた。
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