オバマ大統領が政府機関閉鎖をめぐるホワイトハウスでの議会指導部との会合で交渉を拒否したことを明らかにした。財政協議の行き詰まり打開で進展の兆しは依然見られない。この日の会合は、米政府機関の一部閉鎖後に行われる初のハイレベル財政協議となった。共和党側は、暫定予算や債務上限引き上げ問題に政治的な条件を付けるべきでないと主張するオバマ大統領を交渉のテーブルに着かせ、妥協を引き出そうとしている。
また、米ADPリサーチ・インスティテュートが発表した9月の民間雇用者数は、予想を下回る伸びにとどまった。
米ドル指数は80.00まで急落して、78.95までの反落が可能となる。
ユーロ・ドル相場は同時刻現在、1ユーロ=1.3600ドル前後。一時は1.3622ドルと2月4日以来の水準までドル安・ユーロ高が進んだ。2円81銭前後で推移している。欧州中央銀行(ECB)は2日、政策金利を過去最低の0.5%で据え置いた。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査に答えた52人全員の予想通りだった。ドラギ総裁は、必要ならば長期リファイナンスオペ(LTRO)を再開する用意があると発言。短期市場金利の上昇抑制に必要ないかなる措置も取る用意があると表明した。
ポンド・ドル相場は1.6218の近くに取引され、
オイルは101.26ドルだった。