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米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表の前に米ドル上昇 - 10.30 日
昨日の米ドル指数はサポートラインの79.28を超えて、FOMC発表の前に79.65をつけた。米連邦準備理事会(FRB)が向こう数カ月間、資産買い入れプログラムの規模を維持するとの予想は既に相場に織り込まれたとの見方から、ドルが買い戻された。この状況の中では、米ドル指数に対する売りは投資機会として思われる。
昨日の米国消費者マインド指数の弱気な発表の後、EURUSD相場は1.3812まで上昇した。欧州側から相場は欧州中央銀行の政策維持の発表に支えられた。本日のユーロはスペインの第3四半期GDP成長率、独・失業率、欧州消費者マインドの発表の前に大幅に上下すると予想している。
9月の鉱工業生産指数の速報値により日本円は米ドル対で軟調な展開に入った。本日の相場は、ドル買い・円売り(99.00まで)が進行すると見込まれる。
FOMC声明発表
米ADP雇用報告
METLIFE(MET), Facebook(FB), VISA(V) and General Motors (GM)の決算発表