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FRB議事録発表を受けドル相場が回復 - 11.21 日
数カ月以内に量的緩和の縮小ができるとの見方を示したFRB議事録が発表された後、米ドル指数は0.93%高、81.19ドルの水準まで回復した。テクニカル面からは、指数は保ち合いトレーディングパターンを離れ上昇に転換したことで、このパターンが継続する予想が確認できた。今後の目標値は81.75ドル。
さらにUSDJPY相場は100.60円の抵抗線を突発し4ヶ月ぶり100.74円の高値をつけた。円売りの強まりの背景に、物価上昇率2%を目指し、当面の金融緩和を継続するとの日銀の発表がある。
ECBによるマイナス金利検討の報道でユーロは対ドルで1.3541ドルから1.3430ドルまで急落した。
11月HSBC中国製造業PMI速報値は50.4で予想を下回り、前月の50.9(改定値)から低下したことで、豪ドル・米ドル相場は2ヶ月ぶり92.69ドルの安値に方向を変えた。
ユーロ圏・11月製造業PMI速報値
米・新規失業保険申請件数
米・10月生産者物価PPI指数
米・11月製造業PMI指数速報値