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米国雇用統計の改善を好感 - 1.3 日

予想を上回った米国雇用統計を受け、ドル指数(USDIDX)が続伸した。ただし、ドル相場が欧州通貨に対し上昇したが、円・豪ドル・カナダドルに対してドル安に逆転した。イギリスの12月製造業PMI指数は57.3となり、予想を大きく下回った。それを受けた英ポンドがドル対で調整局面に入った。その次、ユーロ・ドルとそのほかの欧州通貨も調整された。バルト3国の1つラトビアが1日、新たに単一通貨ユーロを導入したことがユーロにとって悪材料となった。





昨日のGBPUSD相場の下落は12週間で最大となり、1.62ドルまで下げる可能性があるとの見方がある。英国の10年債の利回りは3.08%伸びで7月以来の最高水準となった。本日は、18:30に英・12月建設業PMIと住宅証券融資高の発表が予定している。予想はややネガティブ。

昨日の日本円が106円の水準に当たり調整局面に入った。9週間連続で円安が進んでいたので、昨日の上昇がおそらく利食い売りでもたらされたと思われる。円に伴い豪ドルも米ドルに対し堅調に推移。



米国の製造業PMIの改善がUSDCAD相場にとって好材料となった。

本日は、米・マクロ経済指標の発表が特になし。ただし、明日午前4:30時はバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の会見に注目べき。1月末はバーナンキ氏の任期が切れるが、後任はおそらくジャネット・イエレンFRB副議長になる。


次回の市場速報のリリースは(GMT+0, Greenwich): 11:00
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