- マーケット分析
- 市場概観
先週の新興国の通貨が大幅下落 - 1.27 日
先週はドル指数が大幅に下落した。FRB議長の交代で国債購入プログラム縮小が延期するとの見方がある。買い入れ策が縮小する場合はドル指数が上昇してくると予想。本日は米・12月新築住宅販売件数(24:00時発表)が出る。予想はネガティブ。 ドル円相場は7週間ぶり安値をつけた。円とスイスフランは歴史的に「リスク回避通過」として見られているので、円もフランも堅調に推移している。朝方、貿易収支の赤字が2倍となったことを受け、円安が進行。
危機のような状況下では、当然、金(XAUUSD)がリスク回避商品として上昇してきた。また、カナダのバリックゴールド社が金の在庫を減らすとの発表が金相場の上昇へ貢献した。貴金属の相場が引き上がらなければ、南アメリカ、カナダ、オーストラリアの数社も金在庫を減少することを発表した。5週間連続金相場が上昇しつつあるが、エコノミストの予想はネガティブ。