ドル指数は2日間連続に変更することない - 4.17 日

水曜日、ドル指数(USDIDX)には2日間連続して大きな変更はない。米連邦準備制度理事会イエレン議長の発言は思慮だった。イエレン議長は米国の利上げ期時期は決定しなくて、雇用市場とインフレ率がどの時期で目標の2％に到達するのかによって決定されるものだ。低水準のインフレ率は経済にとってより悪影響を及ぼすと指示した。この結果、S&P 500株か指数(SP500)、 ダウ平均(DJI)、ナスダック総合指数(Nd100)などは上昇。ドル指数は逆に下落。インフレ率の上昇には国債買い入れ、低水準の金利の維持などの金融緩和策が必要だから。昨日発表された米マクロ経済指標はポジティブだった。今日13時30分（中央欧州時間）に雇用率統計、15時（中央欧州時間）にフィラデルフィア製造業景況指数は発表。弊社の意見では、事前予想は中立。雇用率には大きな変更が見越されない。明日、グッドフライデー（聖金曜日）の祝日のため、米国、ドイツ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、香港、シンガポールの金融市場が休みなんる。

ユーロ圏の消費者物価指数は前年同月比0.5％上昇。同時に、エネルギー、食料品、アルコール、タバコを除く物価指数は1％から0.7％まで減少。 欧州中央銀行（ＥＣＢ）に物価を押し上げる行動を迫る圧力が続いている状況が示された。他のインフレ率が低下する傾向がある。こうして、ユーロ圏と米国はデフレの脅威を持ち、同じの状況に陥る。債務購入と低水準の金利などの解決する方法も同じ。米連邦準備制度理事会は去年末に量的緩和を始め、将来に景気の状況に応じて利上げを検討する。欧州中央銀行は量的緩和の最初の状態。米国もユーロ圏も政策金利は同じの0.25％。米連邦準備制度理事会と欧州中央銀行の逆方向の活動の結果で、ユーロドル相場は長期的に下げトレンドに変わる可能。だが、今のトレンドは転換するテクニカルシグナルが必要。最近６っヵ月にユーロ対ドルは2.3％増加、対円は6％増加した。ユーロ圏に関する重要なマクロ経済指標は4月22日に公表される予定。

英ポンドは(GBPUSD)良好な経済指標を背景に2009年以来で最高。2月の失業率は6.9％となり、5年ぶりの最低。事前予想を大きく上回った。イングランド銀行（中央銀行）が利上げ検討の目安として昨年8月に掲げた7％の失業率を下回ったので、5月8日に予定されている会合で利上げは可能になる。だが、投資家は主に金利が今年通年0.5％に据え置かれると見込む。