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米FOMCではタカ派色強まる - 6.18 日

5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなったことを受けた。米連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日、2日間の日程で始まり、18日午後2時に決定事項を声明の形で発表。イエレン議長が記者会見に臨む。FOMCでは債券購入の一段の縮小のほか、来年に利上げを開始する可能性について議論されると市場は予想している。

S&P500種株価指数は0.2%上昇して1941.99。ダウ工業株30種平均は27.48ドル高の16808.49ドル。米商務省が発表した5月の住宅着工件数は6.5%減の100万1000戸でブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値(103万戸)を下回った。着工件数の先行指標となる住宅建設許可件数は6.4%減の99万1000件だった。米国債相場は下落。10年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.65%。

FOMCはこの日から開始。エコノミストの予想によると、当局による月間の資産購入規模は350億ドルと、100億ドル引き下げられる。ブルームバーグがまとめた調査によると、回答した58人のエコノミストのうち62%が10月のFOMC会合で資産購入の終了が決定されるとみている。

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた6月の独景況感指数は、予想に反して前月を下回り、6カ月連続で低下した。ZEWが17日発表した6月の期待指数は29.8と、前月の33.1を下回り、2012年12月以来の低水準となった。

Japan Index Nikkei

日経平均株価は139円83銭(0.9%)高の1万5115円80銭。TOPIXは1月29日(1256.18)以来の高値水準となった。為替の円高一服 で企業業績への期待が広がり、日本株の割安さも見直された。電機や精密機器、機械など輸出関連株が買われ、証券や銀行、情報・通信株など幅広い業種が高い。

BRENT OIL

原油(BRENT)先物相場は続落。在庫水準を考慮すれば9カ月ぶり高値に近い相場は高過ぎるとの見方が広がった。米政府がイラクのイスラム過激派に対する軍事的な選択肢を検討していることから、北海ブレント原油は9カ月ぶり高値に上昇。ウェスト・テキサス・インターミディエートに対するプレミアムをさらに拡大した。

XAUUSD - GOLD vs. US DOLLAR

金先物相場は7営業日ぶりに下落。2月以降で最長の連続高が途切れた。米金融当局が量的緩和策をさらに縮小するとの観測を背景に、代替投資の金買いが減退した。米連邦公開市場委員会はこの日から2日間の日程で開催される。

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