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欧州株:2カ月ぶり大幅安 - 6.26 日

欧州株式 相場は下落し、指標のストックス欧州600指数は約2カ月ぶりの大幅安となった。中東情勢が悪化したほか、米国の1-3月(第1四半期)経済成長率が前回リセッション(景気後退)期に記録されて以来の大幅マイナスとなったことが背景にある。米株式相場は3日ぶり反発。1-3月(第1四半期)にマイナス成長となった経済が回復しつつあるとの観測や、モンサントが100億ドル相当の自社株買いを発表したことが手掛かり。種子開発最大手モンサントが高い。CBSも上昇。米最高裁判所が、新興ネット企業エレオが地上放送局の著作権を侵害しているとの判断を下したことに反応した。製油のバレロ・エナジーやマラソン・ペトロリアムは値下がり。商務省が米国産原油の輸出拡大に道を開いたことが背景にある。S&P500種 株価指数は前日比0.5%高の1959.53。ダウ工業株30種平均は49.38ドル(0.3%)上昇し16867.51ドル。

米商務省の発表によると、1-3月の実質国内総生産(GDP、季節調整済み、年率) は前期比2.9%減と、2009年1-3月期以来で最大の落ち込みとなった。一方で5月の米耐久財受注統計では、設備投資の先行指標となる航空機を除く非国防資本財(コア資本財 )受注が増加した。モンサントは通期利益予想を引き上げた。また3-5月期(第3四半期)決算では純利益が市場予想を上回った。米商務省の発表によると、5月のコア資本財受注は前月比0.7%増。前月は1.1%減(速報値1.2%減)だった。全体の耐久財受注額は1%減少した。変動の大きい輸送機器や国防での減少が反映された。市場予想は横ばい。

東京株式相場は反発。米国の耐久財受注の増加を好感し、輸送用機器や機械など輸出関連株の一角、情報・通信株が高い。燃料電池車の市販を材料に岩谷産業など水素関連銘柄が人気化し、急伸した中国工業 を含む金属製品 は業種別の上昇率トップ。一方、為替の円高推移やテクニカル指標の過熱は上値を抑えた。TOPIXの終値は前日比2.60ポイント(0.2%)高の1263.43、日経平均株価は41円88銭(0.3%)高の1万5308円49銭。

米トウモロコシ相場はUSDA週間レポート発表の前に高。



綿花先物価格が弱気相場入りした。世界最大の輸出国である米国の生産高見通しが改善され、既に潤沢な世界の供給がさらに膨らむ兆しが示された。



コーヒー生豆価格は上昇。



銅先物相場は9営業日続伸。2005年6月以降で最長の上昇局面となった。供給逼迫(ひっぱく)の兆候が広がったことが影響した。

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