FRB議長講演へ注目 | IFCM ジャパン
IFC MarketsオンラインCFDブローカー

FRB議長講演へ注目 - 7.2 日

米株式市場ではダウ工業株30種平均 が一時1万7000ドルにあと2ドル未満に迫った。製造業の強さが背景にある。小型株や輸送株の指数も最高値を更新しており、チャート分析では強気を示唆している。

ダウ工業株30種平均は前日比129.47ドル(0.8%)上げて16956.07ドルで終えた。S&P500種株価指数は0.7%高の1973.32で終了した。ラッセル2000指数は1.1%、ダウ輸送株平均 は0.7%それぞれ上昇した。これら4指数はいずれも最高値を更新した。3日に発表される6月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数の21万5000人増が予想されている。予想通りとなれば5カ月連続で20万人を超える伸びとなる。この日マークイット・エコノミクスが発表した6月の米製造業購買担当者指数(PMI、確定値)は57.3と、前月の56.4から上昇し約4年ぶり高水準となった。予想の中央値は57.5だった。同指数は50を上回ると製造業活動の拡大を表す。

欧州株式相場は上昇。指標のストックス欧州600指数は約2カ月ぶり大幅高となった。中国とユーロ圏の製造業活動の拡大が確認され、商品や銀行株が高くなった。この日発表された6月のユーロ圏製造業景気指数(改定値)は51.8と、前月の52.2から低下。活動拡大・縮小の分かれ目となる50は上回った。中国の製造業活動が今年に入って最も速いペースで拡大したことも同日明らかになった。

日経平均株価は43円77銭(0.3%)高の1万5369円97銭。製造業景況指数が高水準を維持、自動車販売の好調から米国景気の先行き期待が広がったほか、欧米株高を受けリスク選好の買いも入った。自動車やゴム製品など輸出関連株、海運や非鉄金属といった海外景気敏感業種が上げ、銀行や情報・通信、小売など内需関連株も堅調だった。

Стоимость нефти

原油先物相場は続落し、3週間ぶり安値。6月はイラクの戦闘を懸念して価格が上昇したが、輸出に影響が見られないことからこの上げを削る格好となった。米エネルギー省が2日に発表する統計では、在庫減少が予想されている。

金先物相場は続伸。14週間ぶりの高値となった。ドルの下落を背景に、代替投資の金買いが入った。

Котировки меди

中国国家統計局と物流購買連合会が1日発表した6月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.0と、5月の50.8から上昇した。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想(中央値)でも51.0が見込まれていた。同指数は50を上回ると製造業活動の拡大を示す。先物相場は続伸。

Стоимость Кофе

コーヒーはInternational Coffee Organization発表を受け、反落した。

IFCMトレーディング・アカデミー
投資を学ぶ
  • コースを取って、
trading academy

関連項目

image
当方の分析ツールとカレンダーを利用して、投資を開始して下さい。
image
当方の投資アドバイザーから 市場分析ラボ
Close support
Call to Skype Call Back