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海外株:ほぼ変わらず、ADP統計が下支え-雇用統計前で小動き - 7.3 日

米株式相場はほぼ変わらず。ADPリサーチ・インスティテュートが発表した6月の民間部門の雇用者数が予想を上回ったことが支援材料となった。3日には労働省が雇用統計を発表する。

S&P500種 株価指数は前日比0.1%未満高い1974.62で終了した。ダウ工業株30種平均は20.17ドル(0.1%)上げて16976.24ドルで終えた。両指数とも終値ベースでの最高値を前日に続いて更新した。前日に0.8%上昇したラッセル2000指数は0.5%下落した。4日の米独立記念日の祝日を前に、3日は午後1時までの短縮取引となる。給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが発表した給与名簿に基づく集計調査によると、6月の米民間部門の雇用者数は前月比28万1000人増加した。予想の中央値は20万5000人の増加だった。エコノミスト89人を対象に実施した調査では、3日発表の雇用統計で非農業部門雇用者数は21万5000人増が予想されている。この日発表された5月の製造業受注は0.5%減少した。

欧州株式 相場は続伸。指標のストックス欧州600指数は前日、約2カ月ぶりの大幅高となっていた。この日発表された米経済指標で、5月の製造業受注額が予想以上に減少したものの、6月の米民間雇用者数が予想を上回る伸びとなったことが手掛かり。



日経平均株価は21円68銭(0.1%)安の1万5348円29銭。米統計の堅調、為替の円安推移を好感し、きょうの日本株は続伸して開始。しかし、寄り付き後の上値は重く、午前後半以降の株価指数はおおむねマイナス圏だった。3日の米国市場では重要統計の1つである6月の雇用統計が発表され、あす4日の米市場は独立記念日で休場となる。テクニカル指標から見た日本株の過熱感も継続している。

ニューヨーク原油先物相場は続落。リビアの反政府勢力が1年間閉鎖していた石油積み出し港2港の操業を再開すると表明したことを受け、ロンドンの北海ブレント原油も下落。米在庫が予想以上に減少したため、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は朝方は上昇していた。



ニューヨーク金先物相場は4営業日続伸。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が低金利の継続をあらためて示したことから、代替投資の金買いが膨らんだ。



綿花先物価格は反落。

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