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海外株:続落、「深刻な」反落警戒 - 7.9 日

米株式 相場は続落。ナスダック総合指数は2カ月ぶりの大幅下落となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は9日に、6月開催の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を公表する。



先週の市場で主要な株価指数は過去最高値を更新して引け、ダウは初の1万7000ドル台に乗せた。S&P500種はもう2年以上も10%の下げ局面を迎えていない。株価収益率(実績ベース)は18倍と、19%の大幅安局面の最中にあった2011年以来の高い数値。ツイッターは7%下落。パンドラは7.3%値下がりした。いずれも5月6日以来の大幅安。昨年98%以上値上がりしたフェイスブックとトリップアドバイザーは、この日は大きく下げた。 ラッカー総裁はノースカロライナ州シャーロットでの講演で、「近い将来に3%を超える程度の持続的な成長加速が起きる可能性は低い」と語った。またインフレは「底打ち」したもようだとし、FOMCはインフレ圧力の台頭を防ぐため、適切な時期に景気刺激措置を引き揚げる必要があるとの認識を示した。8日に発表された5月の米求人件数は17万1000件増加の464万件と、ほぼ7年ぶりの水準に増加した。米アルミ生産大手のアルコアの4-6月期(第2四半期)利益と売上高は、アナリスト予想を上回った。

欧州株式市場では指標のストックス欧州600指数が3営業日続落し、約3カ月ぶりの大幅安となった。ストックス欧州600指数 は前日比1.4%下げて339.99で終了。前日は約2週間ぶりの大幅下落だった。先週に同指数が3月以来の大幅高となったことから、バリュエーション(株価評価)を見極めようとする動きが広がったためだ。

東京株式相場は3日続落。欧米株の下げが鮮明、為替の円高推移からリスク資産回避の売りが優勢だった。証券や銀行など金融株、鉄鋼など素材関連株、海運、輸送用機器株などが安い。米市場で中小型、新興企業銘柄が大幅安となった流れから、東証マザーズ指数 の下落率は一時2%を超えた。

発表によると、6月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比1.1%低下。消費者物価指数(CPI)は同2.3%上昇。エコノミスト予想はそれぞれ1%低下と2.4%上昇だった。



パラジウム先物相場は13日ぶりに続伸。金先物相場は小幅安。9日には米連邦公開市場委員会(FOMC、6月17-18日開催)の議事録が公表される。



トウモロコシ先物相場は4年間の安値に反落。

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