株価市場:上昇、ウクライナ情勢の緩和で


8/19 日

米株式相場は上昇。国際情勢の緊張緩和を背景に買いが入った。買収案を提示したダラー・ゼネラルも上げた。ナスダック総合指数は1%上昇し、2000年以来の高値となった。



ダラー・ゼネラルは12%高。同業ファミリー・ダラー・ストアーズに97億ドル(約9940億円)相当の買収案を提示した。ファミリー・ダラーは4.9%上昇した。原油相場の下落を好感し、デルタ航空やサウスウェスト航空などが上げを主導した。8月の住宅市場指数が7カ月ぶりの水準に上昇したため、住宅建設株も高い。インターネット株やバイオテクノロジー株も上げ、年初からの下げ幅を引き続き縮小した。ウクライナのクリムキン外相はベルリンでロシアのラブロフ外相と5時間余りにわたって会談。「若干の進展」をもたらしたとしながらも、ロシアに言行一致を求めた。



外国為替市場ではドルが上昇。米建設業者の景況感を示す8月の住宅市場指数が7カ月ぶりの水準に上昇したことで、景気回復が加速しているとの見方が強まった。ドル指数は一時、2週ぶり低水準を付ける場面があった。19日発表される7月の米消費者物価指数(CPI)ではインフレ減速が示されると予想されている。また今週は、ワイオミング州ジャクソンホールでカンザスシティー連銀主催の年次シンポジウムが開かれ、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長ら金融当局者が出席する。

欧州債市場ではドイツ国債が下落し、10年債利回りは5営業日ぶりに上昇。ウクライナやイラクでの地政学的緊張が和らぎ、比較的安全とされる国債の需要が後退した。フランスとオランダの国債も、米国債に追随して下げた。ウクライナとロシアの外相が協議したほか、イラク北部でクルド人部隊がイスラム過激派に対する攻勢を強めたことが背景。アイルランド10年債は一時、過去最低 まで下げた。同国の格付けをフィッチ・レーティングスが15日に「A-」とし、それまでの「BBB+」から引き上げた。

東京株式相場は7日続伸し、日経平均株価は昨年末以来の連騰記録となった。地政学リスクの緊張が和らいだほか、米国住宅市場の改善も確認し、投資家のリスク資産選好の買いが機械など輸出関連、非鉄金属など素材関連株、不動産、電力株などに幅広く入った。



金先物相場は続落。ウクライナをめぐる緊張が和らいでいる兆しから、売りが先行した。

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