9月1日の海外株式:米国は祝日 | IFCM ジャパン
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9月1日の海外株式:米国は祝日 - 9.2 日

ロンドン外国為替市場でユーロは一時、対ドルでほぼ1年ぶり安値を付けた。ユーロ圏の経済パフォーマンスが米国に劣るとの兆候を受け、ユーロの需要が後退した。ヘッジファンドなど大口投機家は先週、対ドルでのユーロのショートポジションを2012年7月以来の高水準に積み増した。ユーロ圏の8月の製造業活動の拡大ペースは当初見積もり以上に鈍化し、欧州中央銀行(ECB)が刺激策を拡大するとの見方が強まった。円は主要通貨のすべてに対して下落。日本銀行は今週、政策決定会合を控えている。ロシアのルーブルは最安値を更新した。

欧州株は、ストックス欧州600指数が0.3%高の342.86と小幅に続伸。ドイツや英国など堅調な市場が多かった。英マークイット・エコノミクスが同日発表した8月のユーロ圏製造業購買担当者指数(PMI)改定値は、50.7と前月の51.8から低下。景気刺激策拡大への期待感が相場を支えた。

東京株式相場は続伸し、主要株価指数はおよそ7カ月半ぶりの高値。足元の景気がさえない欧州、日本で追加金融緩和の思惑が浮上し、為替の円安進行も好感された。過剰流動性の恩恵を受ける証券など金融株、不動産株が上げ、電機や輸送用機器など輸出関連株も買われた。ドル・円相場は、朝方は1ドル=104円30銭台だったが、午後は同80銭台へと円安の動きが強まった。前日の東京株式市場の終値時点は104円18銭。日欧の追加緩和期待、米国経済の堅調に対する評価が底流にある。

天然ガス先物相場は反落。ロシアは29日、ウクライナがガス料金の未払い問題を解決しない限り、今冬に欧州へ供給されるロシア産天然ガスがウクライナに搾取される恐れがあると、欧州に警告した。

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飼育牛先物相場が過去最高値を付け、22年間で最長の上昇局面となった。米国の飼育牛の処理量が減少しているためで、既に過去最高水準にある牛肉価格が一段高となることをこの日の相場は示唆している。

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砂糖先物相場は上昇。

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金先物は反落。ウクライナ東部の分離主義武装勢力は2つの前線で政府軍と戦っている。北大西洋条約機構(NATO)は戦闘地域でのロシア部隊と先進兵器の急増を指摘した。ウクライナでのロシア軍部隊の活動が撮影されているとNATOが指摘した衛星写真について、ロシアのラブロフ外相は偽物だと言明した。金先物相場は反落。ウクライナをめぐる緊張よりも、米経済が改善しつつある兆しが材料視された。

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