ユーロ下落、消費者信頼感指数の悪化受け | IFCM ジャパン
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ユーロ下落、消費者信頼感指数の悪化受け - 8.31 日

ユーロが約1カ月ぶりの高値から下落した。ユーロ圏8月の消費者信頼感指数の低下で、欧州の債務危機が欧州大陸に及ぼし続けている悪影響があらためて示された。欧州の指導者らがどのように債務危機を抑えるかを、投資家らが見極めようと苦慮するなか、欧州委員会が発表したユーロ圏17カ国の8月の消費者信頼感指数は予想を下回り、7月の103から過去1年余りで最低の98.3に急落し、市場関係者は動揺した。 イタリア国債の入札は低調な結果に終わった。また、イタリアがソブリン債務問題の悪影響からまだ脱していないとの懸念も高まり、弱い信頼感指数を手掛かりとして、ユーロは1.4400ドルを割り込んだ。それでもユーロは、ギリシャのデフォルト(債務不履行)懸念を背景に3月以来の安値に落ち込んだ7月中旬の水準を4.4%上回る水準にとどまった。 この日発表された米経済指標は、欧州の指標よりもかなり好調だったわけではなく、一部の指標では欧州の指標よりも軟調だったが、ドルは安全逃避の資金流入の受け入れ先となり、小幅上昇した。全米産業審議会(コンファレンスボード)が発表した米国8月の消費者信頼感指数の悪化は、良好な住宅関連指数を圧倒するとともに、米連邦準備制度理事会が停滞中の景気回復にてこ入れし、超緩和的な金融政策を続ける理由を裏付ける格好となった。
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