ユーロ急落、ギリシャ問題への懸念受け | IFCM ジャパン
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ユーロ急落、ギリシャ問題への懸念受け - 10.4 日

ギリシャのデフォルト(債務不履行)で市場が不安定化する可能性があるとして、ユーロが円に対して10年ぶり安値をつけたほか、心理的に重要な節目である1.3200ドルを割り込んだ。オーストラリアドルも米ドルに対して1%を超える下げとなった。投資家は、ギリシャの債務問題やこれを解決する明確な指導力が見られないことによる影響について懸念している。 米経済指標により9月の製造業部門が辛うじて拡大を示し、雇用も回復していることが示されたにもかかわらず、悪材料を抱えるユーロは急落した。ユーロは円に対して2%を超える下落となり、2001年6月以来の安値をつけた。また、ドルに対しても1%超下げ、一時、1.3175ドルとなった。 ギリシャ政府が2日示した2012年度予算案では、2011年の財政赤字が国内総生産(GDP)比8.5%となり、目標の7.6%に達しなかったことが明らかとなった。同国のベニゼロス財務相は3日、同案の議会提出後に、ギリシャ政府はあらゆる必要な措置を取っている、と述べた。
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