ユーロ小幅上昇


11/11 日
イタリアの債券コストが制御不能な水準まで急上昇するとの懸念が広がっていたにもかかわらず、イタリアは首尾良く債券入札を実施し、ユーロはやや持ち直した。イタリアは、予定していた12カ月物財務省短期証券50億ユーロを発行したが、平均利回りは6%を超え、1カ月前の約3.5%から上昇した。 しかし、9日のイタリア10年債利回りが心理的な節目となる7%を超えたとはいえ、この日は7%未満に低下したため、いくらかの安心感をもたらした。利回り7%は、ギリシャとポルトガルの転換期として見なされており、両国はその後間もなく救済を受ける格好となった。約2兆ユーロ規模のイタリア債務は、ユーロ圏のそのほかの国々が救済に乗り出す上で、はるかに大きな課題になるだろう。 イタリアはギリシャと同じように、ユーロ圏の加盟国や投資家に安定性の回復を確信してもらう上で、厳しい戦いに直面している。イタリアのベルルスコーニ首相は、間もなく退任する意向を表明しており、マリオ・モンティ元欧州委員が率いる暫定政権と交代する可能性がある。格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、フランスの格付け「AAA」が引き下げられたとの誤解を招きかねない情報を送信したが、その後これは誤りだったと発表した。これも警戒感を高めていた投資家には好感された。



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