ユーロの上値重い、欧米景況格差を意識-ドル・円は78円付近でこう着 - 12.22 日
ユーロの上値が重い展開が継続。欧州債務問題の長期化見通しを背景に域内景気の先行き不透明感が根強い一方、足元では米景気が底堅いとの見方があり、ユーロ安・ドル高圧力がくすぶった。ユーロ・ドル相場は前日の海外市場で一時1ユーロ=1.3197ドルと、13日以来の水準に値を戻したあと下落に転じ、東京市場の午後の取引では1.30ドル台後半で推移した。ドル・円相場は朝方に1ドル=78円02銭を付けたあと、78円13銭までドル高・円安が進行。午後は午前に形成されたレンジ内でドルが底堅さを維持したものの、日中の値幅はわずか11銭にとどまった。
欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会が21日に発表した12月のユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)はマイナス21.2と、前月のマイナス20.4から一段と悪化。2009年8月以来の低水準となった。また、イタリアで21日に発表された7-9月の国内総生産(GDP)改定値は前期比0.2%減と、09年10-12月以来のマイナス成長に落ち込んでいる。
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