円が全面安、欧米情勢楽観でリスク回避の修正継続-対ドル81円前半 | IFCM ジャパン
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円が全面安、欧米情勢楽観でリスク回避の修正継続-対ドル81円前半 - 3.8 日

円が一段安となり、対ドルでは1ドル=81円台前半と、2営業日ぶりの安値で推移した。米国の雇用情勢やギリシャの債務交換をめぐる楽観的見方を背景にリスク回避の動きを修正する動きが先行。1月の日本の経常収支が過去最大の赤字に転落したことも加わり、円売り圧力が強まった。ドル・円相場は午後の取引で一時81円40銭まで円が下落幅を拡大。午後4時1分現在は81円31銭付近で推移している。円は主要16通貨に対して全面安となり、対ユーロでは午後に一時1ユーロ=107円26銭と、2営業日ぶりの水準まで切り下げた。 一方、給与明細書作成代行会社のオートマティック・データ・プロセ ッシング(ADP)エンプロイヤー・サービシズが7日に発表した給与名簿に基づく集計調査によると、2月の米民間部門の雇用者数は前月比で21万6000人増と、前月の17万3000人増(修正値)を上回る伸びとなった。米国では9日に労働省が2月の雇用統計を発表する。ブルームバーグ・ニュースが8日までにまとめた市場予想によると、非農業部門の雇用者数は中央値で前月比21万人の増加が見込まれている。 ギリシャの債務交換提案に対しては、対象総額の約60%相当の国債を保有する投資家がこれまでに参加の意向を表明。史上最大のソブリン債再編に向け前進した。ドイツのショイブレ財務相は7日、イタリアでの講演後に記者団に対し、ギリシャの債務交換が成功すると「非常に楽観的」であることを明らかにしている。ユーロ圏の財務相らはギリシャの債務交換提案の結果に関する電話会議を9日午後2時ごろから行う。独財務省のコーテ報道官が明らかにした。また、独財務省はギリシャ債交換の進展状況について情報を得ていないとし、提案受け入れ期間が終了した後、8日夜の間に情報が得られることも予想していないという。
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