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ドルは83円台で11カ月ぶり高値更新続く-日米金利差背景に買い - 3.14 日

ドル・円相場が1ドル=83円台前半で、昨年4月以来の高値更新が続いた。米連邦準備制度理事会(FRB)が景気判断を引き上げた一方で、日本銀行の追加緩和観測が根強く、日米の金利差拡大を背景にドル買い・円売りが活発となった。ドル・円相場は日本時間朝に82円87銭まで下押しされたものの、午前9時以降は83円台を回復して段階的に高値を更新。午後もドルが一段高となり、一時は83円32銭と、昨年4月15日以来の高値を付けた。午後3時35分現在は83円22銭付近で取引されている。 日銀は13日の決定会合で、政策金利を0-0.1%に維持し、資産買い入れ等基金も「65兆円」に据え置いた。成長基盤を強化するための資金供給について、貸付総額を現行の3兆5000億円から2兆円増額し、うち1兆円は日銀保有の米ドルを用いた新たな貸付枠を導入することを決めた。一方、FRBは13日のFOMC終了後に発表した声明文で、「労働市場は一段と改善し、失業率はここ数カ月で顕著に低下したが、なお高い水準にある」と指摘した。政策金利の時間軸に関しては、少なくとも2014年遅くまで「異例な低水準」が正当化される可能性が高いとの見解が維持された。 前日の米国債市場では、FOMCの声明内容に加え、2月の米小売売上高が5カ月ぶりの高い伸びとなったことも相まって、10年債の利回りが一時2.13%と、昨年12月2日以来の高水準を付けた。日米の2年債利回り格差は昨年7月以来の水準まで拡大している。
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