円下落、リスク回避一服で売り先行-年度末需給と株・原油動向に注目 | IFCM ジャパン
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円下落、リスク回避一服で売り先行-年度末需給と株・原油動向に注目 - 3.23 日

円が下落。前週末の米国株の反発を受け、リスク回避に一服感が広がる中、対資源国通貨などクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)を中心に円を売る動きが先行した。ユーロ・円相場も1ユーロ=109円前半から一時109円86銭までユーロ買い・円売りが進行。ドイツが欧州救済基金の統合を支持するとの報道を手掛かりに、ユーロは前週末の高値をわずかながら上回った。また、ドル・円相場は1ドル=82円前半から一時82円78銭まで円売りが進み、午後1時20分現在は82円72銭前後で推移している。 イタリアのモンティ首相は24日、スペインの財政管理が難航していることを指摘し、同国が欧州債務危機を再燃させかねないとの見解を示した。スペインのアンダルシア州議会選挙は25日投開票が行われ、ラホイ首相率いる国政与党の国民党は過半数に達しなかった。同首相は財政赤字削減に取り組み、市場での借り入れコスト上昇に対応しているが、選挙結果は打撃となる。ユーロ・ドル相場は朝方に一時、1ユーロ=1.3285ドルまで上昇し、前週末に付けた今月2日以来のユーロ高・ドル安水準(1.3294ドル)に接近。しかし、その後1.325ドルまで反落し、足元では1.3258ドル前後となっている。 欧州ではこの日、3月の独Ifo企業景況感指数が発表されるほか、欧州中央銀行のドラギ総裁の講演が予定されている。一方、米国では米連邦準備制度理事会のバーナンキ議長、やフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が講演する。経済指標では2月の中古住宅販売成約指数やダラス連銀製造業活動指数などが発表される。
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