円が95年以来の大幅安、輸出企業は一段安待望-市場反発予想 | IFCM ジャパン
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円が95年以来の大幅安、輸出企業は一段安待望-市場反発予想 - 4.2 日

日本銀行の白川方明総裁は円相場を16年で最も大きく下落させることに成功したが、トヨタ自動車など国内輸出企業は一段の円安を望んでいる。一方でトレーダーは円の反発を予想している。ブルームバーグのデータによれば、円は先進国・地域9通貨に対して1-3月(第1四半期)に10.4%下落した。日銀は10兆円規模の量的緩和を実施しているほか、1%の事実上のインフレ目標を設定した。ストラテジストらは7-9月(第3四半期)の円相場予想を他のどの通貨よりも大きく引き下げた。だが、円の一段安に備えるデリバティブ(金融派生商品)の需要は後退し、反転の予想を示唆している。 円相場は3月15日に1ドル=84円18銭と2011年4月以来の安値を付けた。昨年末は76円91銭だった。オプション市場の動向は円安傾向の終了を予想している。3カ月物の25デルタ・リスクリバーサル・レートは3月30日にマイナス0.04%となり、円に対してドルを売る権利への需要が買う権利の需要を上回っていることを示した。2月20日にはプラス0.53%と、ブルームバーグのデータによると終値ベースで2003年以来の最大だった。1カ月物のレートも先週、昨年11月以来で初めてマイナスとなった。内閣府の2月28日の発表によると、輸出企業の為替採算レートは1ドル=82.0円。また、昨年12月の企業短期経済観測調査(日銀短観)によると、大企業・製造業の今年度想定為替レートは79円02銭だった。
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