円が1カ月ぶり高値付近、米雇用鈍化や日本の経常黒字で買い | IFCM ジャパン
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円が1カ月ぶり高値付近、米雇用鈍化や日本の経常黒字で買い - 4.6 日

円が対ドル、対ユーロで1カ月ぶり高値付近で推移している。米国の雇用鈍化や欧州債務問題への懸念を背景に円高圧力がかかる中、日本の経常収支の黒字転換も円買いを後押しする材料となっている。円は対ドルで1ドル=81円半ばから午前に一時、3月8日以来の高値となる81円20銭まで上昇。米国の雇用の伸び鈍化を受け、米債利回りの低下を背景に円買い・ドル売りが優勢となった前週末の流れが継続した。午後1時15分現在は81円43銭前後。 6日発表の3月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比12万人増とここ5カ月で最も小幅な伸びにとどまった。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)は経済成長が上向かなければ最近の雇用の増加ペースは続かない可能性があるとの認識を示しているが、今回の統計はそうした懸念を裏付けた格好だ。バーナンキ議長はこの日、金融安定をテーマとした講演を行う。 ギリシャのパパデモス首相は8日、今週の48時間ストの回避を目指した全ギリシャ船員連合との交渉が決裂したことを受け、政府は国民の利益を守るためにあらゆる措置を取る用意があるとの声明を発表した。総選挙を来月に控えたギリシャでは、2大政党の支持率合計が、財政緊縮策に反対する中小政党の支持率より低いことが2つの世論調査で明らかになった。先週はスペインの国債入札が不調な結果となるなどして欧州債務問題が改めて意識され、欧州債市場ではスペインやイタリアなど高債務国の国債利回りが上昇した。ユーロ・ドル相場は週明け午前の取引で1ユーロ=1.3100ドル前後から一時1.3033ドルまで下落、先週付けた3月15日以来の安値を更新した。午後1時15分現在は1.3061ドル前後。
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