円下落、追加緩和見越し売り優勢-対ドルで約1週間ぶり安値付近 | IFCM ジャパン
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円下落、追加緩和見越し売り優勢-対ドルで約1週間ぶり安値付近 - 4.18 日

円が下落。日本の3月の貿易収支が予想を下回る赤字となったことで、一時買いが強まる場面も見られたが、日本銀行による追加緩和観測が根強く、円は値を切り下げる展開となった。ドル・円相場は貿易収支発表直後に、1ドル=81円17銭まで円高に振れたが、その後は円売りが優勢。一時81円54銭を付けた。午後1時38分現在は81円36銭前後で推移している。ユーロ・円相場も1ユーロ=106円半ばから一時、4営業日ぶりの水準となる107円ちょうどまで円安・ユーロ高が進行。ただ、海外時間にスペインの国債入札を控えて、その後は106円台後半に下落、上値の重い展開となっている。 財務省がこの日発表した貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比5.9%増の6兆2042億円と6カ月ぶりに増加、輸入額は同10.5%増の6兆2868億円と27カ月連続のプラスとなり、差し引きした貿易収支(原数値)は826億円の赤字となった。赤字は2カ月ぶり。ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査の予想中央値は2232億円の赤字だった。 スペインは19日、最大25億ユーロ相当の2年債と10年債の入札を実施する。18日の欧州債市場ではスペイン10年債利回りが7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し5.82%となった。一時17bp下げる場面もあったが、スペイン銀行(中央銀行)が同国の銀行の不良債権比率の上昇を発表したことを受け、下げ幅を縮めた。
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